独学でWebデザインを学ぶのは難しい?挫折しないための4つの対策を解説
目次
自宅でできるというイメージから近年人気のあるWebデザイン。
「Webデザインに興味があるけど、どんな人が向いてる?」
「Webデザインを独学でマスターするのってやっぱり難しい?」
と、疑問に思っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、フリーでWebデザイナーをしている私が、Webデザインを独学する難易度と、おすすめの勉強方法を紹介します。
また、実際にWebデザインを独学で勉強した経験がある14人にアドバイスやコツ、挫折しやすい部分なども聞いてみました。
Webデザイナーへの向き不向きについてや、フリーランスを目指したいという方についてもお話ししていますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
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独学でWebデザインを学ぶのが難しい4つの理由
早速、私個人の意見をお伝えすると、「完全独学でWebデザイナーになるのは非常に難しい」と考えています。
Webデザインの独学が難しい理由について、これはWebデザインの勉強のみに限ったことではありませんが、私の考える理由は以下の4つです。
Webデザインの独学が難しい理由
それぞれ詳しく解説していきます。
習得するまでに時間がかかる
1番の理由は、Webデザインを習得するまでに時間がかかってしまうことです。
独学の場合、少なくともデザインの基礎を学ぶのに3ヶ月はかかると思ってください。そして、収入を得るまでには、半年〜1年以上かかっている方が多い印象ですね。
ちなみに私は、独学ではなくWebデザインスクールに通いましたが、3ヶ月間学習したあと、1ヶ月間クラウドソーシングサイトで営業して初めてホームページ関連のお仕事を2件いただくことができました。Webデザインスクールでプロの講師に効率的に学んで3ヶ月かかるので、独学の場合はもっとかかる場合もあります。
独学では、自分の勉強方法に口を出す人はいません。自分のペースで勉強したいという方にはメリットにもなるのですが、その分ダラダラと勉強を続けてしまうため、スクールに通う人よりも勉強期間が長くなりがちです。
モチベーションが維持できない
習得するまでに時間がかかることは、モチベーションの低下にもつながります。
始めのうちはやる気に溢れていても、「数ヶ月勉強を続けていてもお手本のように作れない…」となると、勉強すること自体が億劫になってしまいますよね。
そこを乗り越えて継続できる人のみが独学で学習を終えることができるのです。
勉強方法が合っているのか不安になる
勉強をしていると、他の人がデザインした制作物が目に入ります。
自分よりも立派なそのデザインを見て、「本当に自分の勉強方法でここまで辿り着けるのか?」という不安に襲われることもあるでしょう。
その気持ちから色々な分野や勉強法に手を出してしまい、自分が何をやっているのか分からなくなってしまう場合もあります。
自分の能力を客観視できない
最後は、能力を客観視できないことです。
自分でデザインをしているうちに、本当にこれが求められているものか分からなくなる時があります。
正解を聞こうと思っても、独学の場合、誰にも頼れず、自分の考えるままに進むしかありません。自分がよいと考える方向に進んだ結果、「実は全く市場から求められていないデザインだった…」という事態も起こり得ます。
Webデザインの概念やWebデザイナーとしての仕事についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてください。
Webデザインとは?独学で学ぶための必要スキルとWebデザイナーの将来性
【未経験でも目指せる】Webデザイナーの仕事とは?経験者が仕事内容や働き方を解説
Webデザインの独学を挫折しないための4つの対策
ここまで読んで、Webデザインを独学するのは無理だと思った方もいるかもしれません。
しかし、以下の項目を常に気にかけていれば、独学でWebデザイナーになることも充分可能です。
Webデザインの勉強に挫折しないための4つの対策
- 年単位で計画を立てる
- 小さなタスクを積み重ねる
- ロードマップを1つに決める
- SNSや添削サービスを頼る
こちらも詳しく解説していきます。
年単位で計画を立てる
まず第一に、独学でWebデザイナーとして稼げるようになるにはそれなりの期間がかかることを理解しておきましょう。
その上で、自分がどの状態を目指すのか、いつまでに目標を達成するのかを年単位で決めてしまうのです。
あとは、その目標に必要な勉強を積み重ねるだけ。勉強期間の短縮にもつながります。また、Webデザイナーになってからも学習はつきものですので、その際の予行演習にもなりますよ。
小さなタスクを積み重ねる
年単位で計画を立てたら、計画を確実に達成するための小目標を立てましょう。可能ならば、毎日行うタスクを決めて、SNSなどで日報を発信してください。
毎日少しずつでもタスクを積み重ねることで成長を実感できる上に、同じような仲間や先輩との繋がりもでき一石二鳥。刺激を受けるので、孤独感の解消やモチベーションアップにも有効です。
ロードマップを1つに決める
もし、あなたがWebデザインに憧れるきっかけとなった人がいるなら、その人を追いかけましょう。その人が何を考えて日々行動しているのか、どのようにデザイナーになったのかなどを知り、そのまま自分の計画に取り込むのが1番の近道です。
もし、そんな人がいないなら、自分が最終的に「こういうものを作れるようになりたい!」と思っているサイトなどを見つけましょう。その作品を作れるようになるには、どんな工程を踏むべきなのか、何を学んだ方が良いのかを考えてロードマップを作ってみましょう。
独学が難しい理由でもお伝えしたように、1つではなく、あれもこれもと手をだしてしまうと目標を見失ってしまいます。肝心なのは、よそ見をしないことです。
Webデザインを独学するためのロードマップは別記事にて紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください。
独学でWebデザインを習得する方法|Webデザイナーに聞くおすすめサイトとロードマップ
SNSや添削サービスを頼る
デザインを学ぶにあたって、他人の目が入らないというのは大きなデメリットです。そこで、SNSやmentaなどの外部サービスを使って自分のデザインを添削してもらうことをおすすめします。
完全独学とはいえないかもしれませんが、この部分だけは人の手を借りるべきというのが私の考えです。学習中、私もプロにバナーを添削してもらい、一言二言のアドバイスで劇的にデザインがよくなった経験があります。ここだけは独学に対するこだわりを捨ててください。
SNSですと、自分に好意的なコメントしか付かないことがありますので、できればお金を払って専門家から意見をもらうのがよいでしょう。
Webデザインの独学経験者13人にリアルな意見を聞きました
ここでは、実際に独学でWebデザインを学習した13人にアンケート調査を行った結果を紹介します。
Q.独学歴はどのくらい?
Q.独学で学んだ結果どのまで成長できた?
Q.独学でつまづいたポイントは?
Q.Webデザインを独学できる人はどんな人?
など、実体験を踏まえた意見を詳しく聞いてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
独学を選ぶ人の目標は「副業」と「趣味」が多数
Webデザインを学ぶのに独学を選ぶ人はどんな目標を持っているのか聞いたところ、以下のような結果になりました。
独学を選択する人は、「副業でお小遣い稼ぎをしたい」「趣味で自分のサイトを作りたい」といった人が、少し気軽に始めてみるケースが多いことがわかります。
逆に、「Webデザイナーとして企業に勤めたい」「フリーランスのWebデザイナーになって独立したい」という人は、Webデザインスクールなどに通ってプロの講師にポートフォリオの作成などを手伝ってもらいながら、就職支援サポートを受ける方が良いでしょう。
【未経験でも働ける】就職支援が充実しているWebデザインスクールおすすめランキングTOP11
Webデザインを独学して実際に挫折しそうになったポイント
ここでは、実際に独学でWebデザインを勉強した際にどういった部分につまづいたか、モチベーションが下がったかを聞いてみた意見を紹介します。
実際の意見に上がったCMSとは(Contents Management System)の略で、Webサイトの構築・管理・運用を行うための管理システムのことを指します。CMSについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
▶CMSってなに?Webサイト立ち上げの前に知っておくべきこと,PINTO!(株式会社PLAN-B),(閲覧日:22/11/25)
これから独学でWebデザインを始める人へのアドバイス
自分がつまづいた点を含め、これから独学でWebデザインを学ぼうとしている人に向けて、先輩たちからアドバイスやコツを聞きました。
「まずはWordPressから」
「いろんなデザインを見る」
【プロから学ぶ】参考にすべきWEBデザインのポートフォリオサイト25選|作り方やテンプレ集も
「とにかく手を動かしてみる」
Webデザインは、知識だけつけても、いざ手を動かしてみないと、わからないことがたくさんあります。独学でWebデザインを学んだ先輩たちのアドバイスを参考に、無理のない範囲でできることから始めてみましょう。
【2023年版】初心者におすすめのWebデザイン本12選|独学で基本が身につく!
Webデザインを独学するのが向いている人・向いていない人
「自分は独学できるタイプなのか…?」と気になる人もいるかと思います。独学経験者のアンケートの結果と私のこれまでの経験を踏まえてお話しします。
独学が向いている人の特徴
Webデザインの独学が向いている人
- コツコツ進められる人
- 自分の勉強方法にこだわりがある人
- やり遂げる強い意志がある人
これまでも述べてきたように、Webデザインを独学でやり切るには計画性が大変重要になってきます。
これまで地道にコツコツと努力を積み上げ、何かを成し遂げた経験がある人は独学に向いているといえるでしょう。
また、もし、あなたが既に何らかのロードマップを入手しており、その通りに進もうとしているなら独学した方が良いです。
ただし、仕事としてWebデザインをする時にはすべて自分の思う通りに進めるわけにはいきませんので、最終的には他人の添削を受けることをおすすめします。
独学が向いていない人の特徴
Webデザインの独学が向いていない人
- 飽きっぽい人
- 早く網羅的な知識を得たい人
- わからない事は調べるより先に聞く人
向いていない人の特徴として最も多くあがった意見は、「飽き性の人」でした。
Webデザインは、1~2ヶ月で完璧にマスターして月に何十万に稼げるようになるスキルではありません。向いている人の特徴である「コツコツ進められる人」と対象的に飽きっぽい人は、独学よりもスクールなどで効率的に学ぶことをおすすめします。
また、手っ取り早く知識を得たい人にもスクールはおすすめです。スクールでは、習得期間が2ヶ月、3ヶ月…などと決められているのが一般的。その中で学習を終えようとするので、必然的に学習スピードは早くなります。ただし、1日のうち少なくとも数時間は確保する必要があるので、細切れの時間を使って自分のペースで進めたいという人は独学の方が良いかもしれません。
最後に、普段からわからない事は自分で調べる前にてっとり早く人に聞いてしまいがちな人も独学よりも人に教えてもらえる環境がある方が勉強も捗るでしょう。
金銭面でWebデザインスクールに通うことにためらいがある方は、安さ重視のWebデザインスクールや月額制のスクールなども検討してみましょう。
費用が安いWebデザインスクールおすすめ7選|月額制・無料で使えるオンラインサービスも紹介
独学とWebデザインスクールの違いを徹底比較
ここからは、独学とWebデザインスクールの違いについて具体的にお話しします。
独学 | スクール | |
---|---|---|
費用 | 10,000円程度/月 (書籍代・Adobeツール代など) | 300,000~500,000円 (受講料・教材費・入会金など) |
期間 | 半年~1年 | 3~4ヶ月 |
サポート | なし | 質問チャット 添削サポート 就職・案件獲得支援など |
費用面では独学の方が圧倒的に安いというメリットがありますが、期間面では、スクールの方がプロの講師から短期集中で体系的に学ぶことができるのがメリットです。
ただ、スクールを卒業したからといって学ぶことを止めてはいけません。自分でサイトを作れるようになっても、副業で稼げるようになっても常に学ぶことはたくさんあります。
前章でも少し触れましたが、仕事や家事育児で忙しく、短期集中が難しくまとまった時間がなかなか取れないという人は、スクールよりも独学や、Udemyなどの1講座ずつ学習動画が購入して好きな時間に学ぶ勉強法もおすすめです。
【2023年最新】人気のWebデザインスクールおすすめ14選|副業や主婦にも通いやすいスクールを徹底比較
独学でフリーランスのWebデザイナーを目指すのはおすすめしない
アンケート結果でも「趣味」や「副業」を目指す人が多かったですが、「フリーランスでWebデザイナー1本で仕事をしたい」という人もいるかと思います。
しかし、学習を終えてすぐフリーランスWebデザイナーになるのはおすすめしません。理由は主に3つあります。
- すぐには安定的な収入を確保できないから
- 実績がないとクライアントから選ばれにくいから
- デザイン以外の仕事の流れを理解していないから
フリーランスになるには、ある程度の収入がないと生活が成り立ちません。また、実績がないうちはどれだけ売り込みをしてもクライアントから選ばれにくく、安価で仕事を受けることも多くなります。
加えて、フリーランスは営業から各種請求書や契約書などの書類の準備、税金の手続きまで1人で行いますよね。いきなりこれだけの負担を背負い、かつ低収入な事業を始めるのは現実的ではないのです。
そこで私がおすすめしているのが、まずは副業でWebデザインを始めて軌道に乗った段階でフリーランスへとシフトする方法です。
副業として始めれば、仕事の流れや必要な書類作成を経験することができます。さらに、安定的な収入が別に存在するため、最初の低時給期間を焦ることなく乗り越えられ、実績も貯めることができるのでおすすめです。
稼ぐのにおすすめの副業は?月に5万円以上副業で稼いでいたら上位11%【820人アンケート調査】
自分がWebデザインに向いているか知りたい人へ
ここまで読んで、「そもそも自分がWebデザインに向いているのか分からなくなってきた」という方のために、私が考える「Webデザイナー向きの人」についてお伝えします。
Webデザインに向いている人チェックリスト
▢ 何かを完成させることに達成感を覚えるか
▢ 細かい作業に集中できるか
▢ お客様の目線で考えることができるか
▢ 学ぶことが苦ではないか
▢ デザイン以外もやる気があるか
実体験も踏まえ、それぞれ詳しく解説していきます。
何かを完成させることに達成感を覚えるか
これが1番重要かもしれません。
そもそも、何かをデザインする、完成させるという行為に楽しさを感じるかどうか、という点です。
例えば私は、小さい頃からジグソーパズルを完成させたり、本の付録を組み立てたりするのが大好きでした。そのレベルです。(正直なことを言うと、私は美術や図工はあまり好きではなかったので…。)
デザインは、「新たなものを生み出す」というよりは「決まったことに沿って完成させる」ものだと思っています。もちろん、+αで芸術的な感性があれば一流のWebデザイナーを目指すことも可能です。ただ、多くのクライアントは(かかる金額も考えて)そこまでのデザイン性を望んではいません。
その点でも、「自分が作った物を世に出せること自体に喜びを感じるかどうか」は、Webデザイナーとしてやっていけるかの基準になると考えます。
細かい作業に集中できるか
デザイナーというと華やかに思われがちですが、実は細かい作業が多い職業です。
1px(※画像データの最小単位)のズレを調整したり、パッと見ただけでは分からないような微妙な色の変化を加えたり。
このような作業を延々と続けられる人でないと、Webデザイナー1本でやっていくのは難しいと思います。
お客様の目線で考えることができるか
デザイン自体は好きだけど、「綺麗なサイトや自分の作りたいサイトを作りたい」という人は、仕事としてWebデザインをするのに向きません。
お金をもらっている以上、お客様であるクライアントの要望にはできる限り応える必要があります。ただ逆に、クライアントの意見を切り捨てて自分の意見を突き通さなければならない時もあるのです。これは、あくまでデザイン素人であるクライアントの意見が、必ずしも求める結果を生まないことがあるためです。
常にクライアントの目線に立ち、制作・提案できるのが信頼されるデザイナーです。言い変えれば、「お客様の喜びを自分の喜びと感じられるか」が重要です。人とのコミュニケーションを億劫に思う人は、そのうちWebデザインをも嫌になってしまうでしょう。
学ぶことが苦ではないか
これまでも述べているように、Webデザインの学習を終えても勉強は続きます。
むしろ、Webデザイナーとして活動してからの方が学びが多く、自分に足りないものが分かってくると言っても良いでしょう。
その足りない部分を埋めようと日々努力し、一生学習を続けられるかどうかも大切な要素です。
デザイン以外もやる気があるか
本当にデザインだけ”でやっていくには、高いデザイン力と信頼を獲得しなければなりません。先人たちが多く存在する中、あなたがデザインだけで勝負したいというのであればそれも良いかもしれません。ただし、あなたと同じ考えを持った多くの人は、芸術系大学からWebデザイナーとして就職し、今もWebデザイン業界の一線を走り続けているということを心に留めておいてください。
もしあなたが収入を得る手段としてWebデザイナーを目指すのであれば、「お客様が求めているWebデザイナー」を目指しましょう。
お客様が求めるとは、具体的に、以下のようなWebデザイナーのことです。
- 何でもできるWebデザイナー
- 特定の分野に詳しいWebデザイナー
2種類のWebデザイナーの具体例として、ホームページを作成する依頼を受けた際の提案内容を紹介します。
と、デザインのみではなく、Webサイト制作からその後まで一気通貫で対応してくれるのが「なんでもできるWebデザイナー」です。
そして、
といったように、業界に詳しく、傾向を理解した上で提案してくれるのが「特定の分野に詳しいWebデザイナー」です。
「カッコいいデザインを作る」ことに憧れることもあるかもしれませんが、Webデザイナーとして食べていくには「お客様のためになること」が最優先であることを肝に銘じておきましょう。
ここまで読んでもまだ悩んでいる…そんな方にアドバイスをするとすれば、「まずやってみよう」です。実際のところ手を動かしてやってみないと向いているか向いていないかなんて分からないものですよ。
Webデザイン以外の副業・フリーランスが目指せる職業
「そんなにWebデザイン自体にこだわりはなくて、在宅でフリーランスになりたいんだよな…」というあなた。私は、Webデザインが大好きなのでみなさんにデザイナーになって欲しい気持ちはありますが、気が向かないのであれば無理にWebデザインを学習する必要はないと思います。
参考までに、Webデザインと働き方がよく似た在宅で、副業・フリーランスが目指せる職業を紹介します。
Webライター
Webライターは、Web上で目にするあらゆる文章を作成する仕事です。例えば、あなたが読んでいるこの記事もそうですし、動画シナリオの作成、ホームページに載っている文章作成、キャッチコピーの作成など、ジャンルは多岐にわたります。
その中でも、高収入となりやすいのが「セールスライター」。
その名の通り、「商品を売るための文・文章を書く」職業です。Web上で商品を売る需要はどんどん高まっているにもかかわらず、そのコピーを書く優秀なセールスライターは圧倒的に不足していると言われています。さらに、売り上げに直結しやすいので良し悪しの判断がつきやすいのも高収入になるきっかけでしょう。
Webライターの良いところは、
- 思い立った即日に行動に移せる
- 他のスキルとかけ合わせしやすい
ことです。どの職業でも文章を書く能力は重要になってきますので、必ず役に立つスキルといえるでしょう。
私も、Webライターとして活動するまでに読んだ書籍はこの1冊だけです。ぜひ参考にしてください。
文章だけで月100万円稼ぐ方法
価格(Kindle) | 1,200円 | 著者 | 藤原 将 |
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ページ数 | 233ページ | 出版年月 | 2020年10月 |
Webライターはなんとエラベルが独自で調査した「大人がなりたい職業ランキング」で公務員や医師を抜いて堂々の第1位でした!
Webライターに興味がある人はこちらのアンケート記事もぜひチェックしてみてください。
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エンジニア
独立に成功すれば、Webデザイナーよりも高収入になりやすいのがエンジニアです。よくWebデザイナーと比較されるのがフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニア。
フロントエンドはユーザーがWebアプリケーションなどを使用する際に画面越しに触れる部分、バックエンドはユーザーからは見えないデータ処理などの部分を指します。どちらになりたいかで学ぶ言語も全く異なりますが、Webデザイナーから連想できるのはフロントエンドの方でしょう。
いずれも専門的な能力が必要とされるため、エンジニアを自社で雇用していない会社から需要があります。
ただし、エンジニアとして独立するためには企業への就職が必須。短くとも5年は在籍した上で自分のスキルを磨き、独立を目指してください。企業のエンジニアが副業として始める例も多いようですよ。
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動画編集者
自分で発信する手段が増えた今、動画編集も求められるスキルです。
動画といえばYouTubeのイメージが強いかもしれませんが、企業のプロモーション動画、広告動画などこちらも種類は多様です。
きちんと基礎力をつけて、「プロっぽい」「見ていて惹きつけられる」編集ができるようになれば、引く手数多の動画編集者になれるはずです。
Webマーケター
こちらは、Web上でのマーケティングを行う職業です。
マーケティングとはすなわち、「ものが勝手に売れる仕組みをつくること。」WebデザインやWebライティングもひっくるめて、「ものを売るためになにをすべきか」を考える上流の職業です。
上流の職業であるがゆえに、収入も他のWeb系職業と比較してやや高め。その代わりに幅広い知識も求められます。
これは体感ですが、フリーランスWebマーケターになった人は、Webマーケティング企業から独立した人やWeb系の下流職業からレベルアップした人が多いように思います。最終的にWebマーケターを目指すのも良いかもしれませんね。
いずれにしても、「短期間で」「継続的に」「高収入」になる職業は存在しません。
自分がどの職種に興味があるか、じっくり考えて結論を出してみてくださいね。
まとめ
今回は、Webデザインを独学することの難しさやその対処法について実体験を基にお伝えしました。
Webデザインが独学では難しい理由についておさらいしましょう。
Webデザインの独学が難しい理由
- 習得するまでに時間がかかる
- モチベーションが維持できない
- 勉強方法が合っているのか不安になる
- 自分の能力を客観視できない
しかし、勉強方法と心構えによっては、独学でWebデザインを学べることもお分かりいただけたかと思います。
同時に、Webデザイナーへの向き不向きやフリーランスになりたい方についても解説しました。
この記事を読んで「Webデザインを学習してみよう!」と思った方は、ぜひWebデザインの世界に足を踏み入れて、その楽しさを知ってください。
和食店を中心に、Webサイト制作やWebライティング、Webデザインの相談なども行うおまかせWebデザイナー。クラウドソーシングサービスのランサーズでは、認定ランサーとして高い評価を受け活躍。2児の母であり、子共たちに金銭面で不自由をさせたくないと日々奮闘中。
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がエラベルに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、エラベルが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。