稼ぐのにおすすめの副業は?月に5万円以上副業で稼いでいたら上位11%【820人アンケート調査】
目次
今や約3割の人が、本業以外のなにかしらの副業を行っている時代。1ドル152円に迫ろうという32年ぶりの歴史的な円安水準を記録した中、給料は据え置きなのに物価どんどん上がっていくばかりで「今の収入のままじゃやばい」と危機感を覚えた方も多いでしょう。
そこで今回エラベルでは、全国の副業経験者820人を対象に「副業」についてのアンケートを実施しました。
おすすめの副業ランキングから副業による1ヶ月の収入など、副業についてのリアルな実情を紹介します!果たしてランキング1位に輝いたのは…?
- 調査内容:「最も稼いでいる副業」に関するアンケート調査
- 調査対象:全国の10代~70代以上の男女820人(男性478人 / 女性338人 / その他4人)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年8月26日~8月30日
※本記事エラベルが独自に制作しています。メーカー等から商品の提供や広告を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの決定には一切関与していません。※本記事で紹介した商品を購入するとECサイトやメーカー等のアフィリエイト広告によって売上の一部がエラベルに還元されます。
今回のアンケート調査結果まとめ
- 最も人気の副業は「アンケート・モニター」
- スキルが不要で誰でもできる「アンケート・モニター」などの副業は稼げない
- 「ライター業・校閲、校正、リライト」の副業は、月5万円以上稼いでいる人が多い
- お小遣い以上のリターンを得たい方に向いているのは「投資(株やFX、仮想通貨など)」
- 月に5万円以上の副業収入を得ているのはたった11%
■男女比
・女性:58.3%(478人)
・男性:41.2%(338人)
・その他:0.5%(4人)
■性別と年代
【女性:474人】
・〜19歳:11人
・20〜24歳:39人
・25〜29歳:81人
・30〜34歳:109人
・35〜39歳:81人
・40〜44歳:70人
・45〜49歳:47人
・50〜54歳:29人
・55〜59歳:8人
・60歳〜:3人
【男性:338人】
・〜19歳:7人
・20〜24歳:35人
・25〜29歳:46人
・30〜34歳:67人
・35〜39歳:42人
・40〜44歳:54人
・45〜49歳:47人
・50〜54歳:19人
・55〜59歳:9人
・60歳〜:12人
【その他:4人】
・〜19歳:0人
・20〜24歳:0人
・25〜29歳:1人
・30〜34歳:3人
・35〜39歳:0人
・40〜44歳:0人
・45〜49歳:0人
・50〜54歳:0人
・55〜59歳:0人
・60歳〜:0人
■住まい※多い順に記載
東京都(118人) / 大阪府(63人) / 神奈川県(58人) /愛知県(56人) /埼玉県(42人) /北海道(40人) / 千葉県(39人) / 兵庫県(37人) / 福岡県(36人) / 宮城県(25人) /静岡県(20人) /京都府(18人) / 新潟県(15人) /岡山県(15人) /茨城県(15人) /広島県(15人) /群馬県(11人) /岐阜県(14人) / 熊本県(12人) /山形県(9人) /富山県(9人) /石川県(9人) / 長野県(9人) /愛媛県(9人) / 海外 (9人) / 三重県(8人) / 山口県(8人) / 青森県(8人) /福島県(6人) / 徳島県(6人) / 長崎県(6人) /沖縄県(6人) / 秋田県(5人) / 滋賀県(5人) / 島根県(5人) / 奈良県(5人) / 佐賀県(5人) / 鹿児島県(5人) / 岩手県(4人) / 栃木県(4人) /和歌山県(4人) / 鳥取県(4人) / 香川県(4人) / 福井県(3人) / 大分県(3人) / 山梨県(2人) / 高知県(1人)
■本業※多い順に記載
・事務・アシスタント職:226人
・販売・サービス・飲食:105人
・営業職:83人
・医療系専門職:62人
・クリエイティブ職:39人
・IT技術職:38人
・管理職:25人
・機械・電気専門職:25人
・学生:24人
・専業主婦:18人
・建築・不動産:16人
・介護・福祉:15人
・教育系:14人
・企画職:14人
・化学・素材・化粧品系専門職:12人
・食品・香料・飼料系専門職:12人
・製造:12人
・パート・アルバイト:12人
・無職:9人
・保育関係:5人
・農業:3人
・個人事業主・フリーランス:3人
・金融系専門職:2人
・法務系専門職:2人
・コンサルティング:1人
■本業の年収
・~199万:249人
・200万~299万:179人
・300万~399万:152人
・400万~499万:122人
・500万~599万:49人
・600万~699万:31人
・700万~799万:17人
・800万~899万:13人
・900万~999万:3人
・1,000万円~1499万円:5人
おすすめの副業ランキングTOP10!「アンケート・モニター」の次に「ライター」「投資」が人気
まずは、おすすめの副業ランキングTOP10からみていきましょう!その副業を行っている人数をもとにランキング付けしています。
1位:アンケート・モニター:168人
最も稼げている副業1位に輝いたのは「アンケート・モニター」(168人)でした。
サイトに登録し、属性や経験にあったアンケートに回答したり、気になる商品やサービスのモニターをしたりと、特にスキルが必要ではないアンケート・モニターの副業。初めての副業として手を出しやすく短時間でできるため、純粋に経験者が多いことから1位になったと考えられます。
またアンケート・モニターと回答した方に「副業をする際におすすめのサイトやサービス、アプリなどを教えてください」と聞いたところ、「クラウドワークス」「ランサーズ」「マクロミル」などのクラウドソーシングサービスやモニターサイトを活用しているという方々が多くみられました。
しかし、スキルがいらない、言い換えれば誰でもできる副業ゆえに、効率よく大金を稼げているわけではない様子。「1回答5分、報酬30円」のような案件も多く、時給換算したらたった360円ほど。全国でもっとも低い最低賃金である792円の半分にも届きません。
あくまで、「隙間時間が小遣いの足しになったらいいな」程度の副業と考えておくのがベター。アンケートやモニターに対して毎日何時間と時間を費やすくらいなら、その間に資格をとったり勉強をしたりしてスキルを活かせる副業をする準備をしたほうが、将来的な稼ぎが大きく変わってくるでしょう。
実際のコメントをご紹介します。
2位:ライター業・校閲、校正、リライト:90人
大人のなりたい職業ランキングの1位にもなったライターを含む、「ライター業・校閲、校正、リライト」が2位となりました。
「好きなことを仕事にしたかった」と回答している方もおり、本業では敵わなかった夢を副業にすることで大人になってから夢を叶えているのでしょう。加えて在宅でも仕事ができ、好きな時間で取り組める点からも、副業として始めやすい職業の1つです。
月の収入を回答してもらったところ、月に5万円程度稼いでいる方が大半であることがわかりました。売れっ子ライターとはいかないまでも、クライアントが求める記事を書いたり専門的な知識を求められる記事が書けたりするのであれば、複数の収入源を持ちたい方にとって魅力的な職業と言えるのではないでしょうか。
しかし、ほとんどがクライアントありきの仕事。自分の好きな記事を書けるとは限らず、また継続的に仕事をもらえることが何よりも重要です。納期を守れなかったりチャットなどでのコミュニケーションが取れなかったりすると、すぐに食いっぱぐれてしまうので気を付けましょう。
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YouTuber?エンジニア?令和時代の大人1231人のなりたい職業ランキングTOP10!
3位:投資(株やFX、仮想通貨など):84人
おすすめの副業ランキングの3位は「投資(株やFX、仮想通貨など)」です。
副業にあてている月間の時間は25時間前後の方が多く、月の利益は平均5万円程度だったことから、効率よく稼げる副業であることがわかります。月に10万円以上稼いでいる方もちらほらおり、お小遣い以上のリターンを得たい方に向いている副業だと言えます。
とは言え、確かな知識や情報ないと騙されてしまうリスクも…。時間を費やせば利益が上がるわけではなく、「月単位ではマイナス(赤字)の場合もある」「資産が減少することがあり、精神的な重圧に耐えられなければ投資をすべきではない」との声も寄せられました。
投資を始める場合には、ハイリスクハイリターンな副業であることを念頭におき、一喜一憂しない精神力の強さも必要でしょう。
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4位:ポイントサイト:46人
おすすめの副業ランキング4位は「ポイントサイト」、いわゆる「ポイ活」です。
1位のアンケート・モニター同様、特別なスキルや知識がなくても始められるため、副業として選んでいる方が多い様子。Twitterやインスタグラム、YouTubeなどのSNS情報が簡単に情報を得られるのも魅力です。
「どのようなサイトやサービス、アプリを使用しているか」と聞いたところ「ハピタス」「モッピー」「ポイントインカム」「ポイントタウン」などのポイ活サービスが挙がりました。
また、ポイント投資をしている方も。現金ではなくポイントを利用する点に加え、保有しているポイントだけで投資できる場合もあるので、株式投資よりも始めやすい副業と言えるでしょう。
とはいえ、「稼げない月もある」「情報過多になりすぎて時々疲れる」などのネガティブな意見も寄せられました。
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5位:ネット物販・フリマサイト(輸入販売、ハンドメイド):44人
5位には、「ネット物販・フリマサイト」がランクインしました。
アクセサリーなどを作るハンドメイド趣味が高じ「メルカリ」といったフリマアプリサービスなどで自身の作品を販売されている方から、輸入販売で収益を得ている方など、ネット物販と一口にいってもさまざまな稼ぎ方があります。
「売れるときと売れない時の差が激しい」という声もあるものの、お客さんから注文があったら仕入れを行う無在庫販売の手法を活用すれば、在庫を抱えるリスクも減るでしょう。
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6位:飲食店や販売接客アルバイト:33人
6位にランクインしたのは、「飲食店や販売接客アルバイト」です。
「タウンワーク」「マイナビバイト」「バイトル」などのバイト探しサイトから、比較的見つけやすいのが「飲食店や販売接客アルバイト」副業の良い点です。副業やWワークOKの求人も多く、中には日払いに対応している求人もあり、いますぐお金が欲しいという方にも支持されています。
また時給制やシフト制であることが多いため、必要な分だけ稼ぎやすいのも特徴でしょう。Uber Eatsで働いているという方もおり、時間にスバられない働き方も可能です。ただし「体力的にきつい」という声が多くあり、20代前後の若い世代など、体力の衰えとは無縁という方だから成り立つ副業とも言えるでしょう。
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6位:データ入力、オンライン事務、翻訳、代行出品:33人
同じく6位に、「データ入力、オンライン事務、翻訳、代行出品」といった在宅ワークがメインの副業がランクインしました。
本業のスキルを活かして仕事ができるゆえ、副業への第一歩も踏み出しやすいでしょう。加えて、時間や時間の融通が聞きやすく、隙間時間を活用したいという方からも支持されている副業です。
アンケートでは、「同じクライアントから継続して仕事をもらっている」という回答が多く寄せられました。初めは「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサービスなどで、継続発注を行っているクライアントと出会う必要があるものの、マッチ後は丁寧な仕事を行っていさえすれば、食いっぱぐれる心配のない副業でしょう。
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8位:せどり、転売:21人
副業ランキング8位にランクインしたのは、「せどり、転売」です。
せどり、転売とは、どちらも商品を仕入れ消費者に販売した際の価格差で利益を得るビジネスのこと。買い占めや高額転売など、悪質な転売ヤーのせいで悪いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、せどり、転売そのものが違法な副業というわけではありません。
月20〜30万円売り上げがあるという方が多く、本格的に行えばかなり稼げる副業であることがわかります。
ただし、チケットなどの不正転売があまりにも多いため、2018年には「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(略称 チケット不正転売禁止法)が施行されました。悪質なせどり、転売には、「古物営業法」「都道府県の迷惑防止条例」「詐欺(刑法第246条)」が適用される場合もあります。
せどり、転売を副業にする場合には、方法を正しく学んだ後、法律およびモラルを守って行いましょう。
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9位:YouTubeやSNS、ブログ運営:19人
9位には、「YouTubeやSNS、ブログ運営」がランクインしました。
YouTubeにインスタグラムやTwitterなどのSNS、ブログ運営は、主に広告収入で稼ぐ副業です。YouTubeの広告収入の単価は、一般的に「1再生あたり約0.05円〜0.7円」と言われており、動画が1万回再生されたら約500円〜7,000円の収益を得られる計算です。
しかし、YouTubeはチャンネル登録者数1,000人以上でないと広告掲載不可。登録者1,000人以上のチャンネルは、上位15%と言われており、登録者1万人以上のチャンネルは上位3%、10万人以上になるとたった0.4%。当ればリターンは大きいものの、頑張れば必ず稼げる副業ではありません。
とはいえ、趣味感覚でYouTube動画を撮ったりSNSに投稿できたりするのは魅力的。また、SNSをチェックしたり分析したりするのが好きな方は、企業のSNSアカウント運用を担当するという副業手段もありますよ!
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10位:動画・画像編集:9人
おすすめの副業ランキング10位にランクインしたのは、「動画・画像編集」です。
YouTubeやインスタグラムなどのSNSにアップするために、テロップを入れたり加工したりするのがメインの副業です。Adobe Premiere ProやPhotoshopなど動画、画像編集ソフトの使用スキルを持っていると、仕事の幅も広がるでしょう。
単なる技術面でのスキルがあるだけでなくセンスも問われる仕事であり、クリエイティブな副業を選びたいという方にも支持されている副業です。
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アンケートでは、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスにて仕事を探している方が多くいました。クライアントに選んでもらうためにも、ポートフォリオやSNSで自分のスキルをアピールしておくのがおすすめですよ!ポートフォリオの作り方は以下の記事で紹介しているので、気になる方はご覧ください。
【プロから学ぶ】参考にすべきWEBデザインのポートフォリオサイト25選|作り方やテンプレ集も
副業で月に「5万円以上」稼いでいるのは11.5%、最多は「〜1万円」の57.6%
副業により、月にいくらの収入を得ている方が多いのでしょうか。
今回行った820人へのアンケートによると、最も多かったのは月収1万円未満の方です。特に副業収入が少ない傾向にあったのが、アンケートやモニターの副業を行っていると回答した方。スキルがいらず誰でもできる副業である反面、収入には思うように反映されていない模様です。
例えば5分30円のアンケートを行った場合、時給換算したら360円程度。全国で最も低い最低賃金である、時給792円の半分です。アンケートやモニターを毎日時間をかけてやるのであれば、その間ライティングスキルや動画・画像編集スキルなど身につけたほうが将来的な副業収入は多くなるでしょう。
また、アンケート結果から、副業で月に5万円以上稼いでいる方は、たった11.5%しかいないことがわかりました。「本業+5万円稼げればいいな」と考え副業を始める方が多い中、実際に副業で月5万円の収入を得られるのはほんの一握り。
副業を始めることはできても、継続できている方は案外少ないことがわかります。もし、あなたが継続して月5万円以上の副業収入を得ているなら、それだけで他の人よりも一歩先ん出てているということなので、ぜひ自信を持ってこれからも副業を続けてください!
・2~3万円:177人
・3~5万円:77人
・5~10万円:64人
・11~15万円:16人
・16~20万円:5人
・21~25万円:5人
・26~30万円:1人
・31~35万円:1人
・46~50万円:1人
・201~300万円:1人
なおこちらの記事では、副業で月に5万円以上稼いているダブルワーカー232人を対象にアンケート調査を実施し、副業で稼いでいる人の資格事情や、副業のために資格を取ろうと検討中の方に向けたアドバイスを紹介しています。232人のリアルな意見を参考にして本当に稼げる副業を見つけたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
【2023年最新】副業に役立つ資格ってある?|副業で月5万以上稼ぐ232人に聞くお金になる資格を紹介!
まとめ
副業を行っている820名に聞いた、今回のアンケート調査の結果をおさらいします。
- 最も人気の副業は「アンケート・モニター」
- スキルが不要で誰でもできる「アンケート・モニター」などの副業は稼げない
- 「ライター業・校閲、校正、リライト」の副業は、月5万円以上稼いでいる人が多い
- お小遣い以上のリターンを得たい方に向いているのは「投資(株やFX、仮想通貨など)」
- 月に5万円以上の副業収入を得ているのはたった11%
副業として人気なのが「アンケート・モニター」といった、スキルなしで気軽に始められるもの。しかしスキルが要らないということは、誰でもできる報酬の低い副業でもあります。
副業で月5万円以上稼いでいる方は、「ライター業・校閲、校正、リライト」「投資(株やFX、仮想通貨など)」「動画・画像編集」など、スキルが必要な副業を選んでいる傾向にありました。
ぜひこのアンケート結果を参考に、あなたのライフスタイルや求める収入にあった副業をみつけてくださいね!まずは始めることこそが、副業で成功する道の第一歩です!
プロテインマイスター®️。週1回のパーソナルトレーニングと宅トレのおかげで、1年間で体重-8kg体脂肪率-7%のダイエットに成功。現在は暗闇フィットネスも併用しながら週4回以上身体を動かしている運動マニア。
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がエラベルに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
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