現役エンジニア270人が教える未経験からエンジニアになるため学習法を徹底分析!
目次
IT業界のエンジニア不足が深刻化している現在、未経験からエンジニアを目指そうとする人も年々増えてきました。
「キャリアチェンジして給与アップしたい!」
「年収1000万円も夢じゃない!」
「手に職つけて将来はフリーに!自由な働き方をしたい!」
明るい未来を夢見てエンジニアを目指す方が多いと思いますが、エンジニアとして収入を得るまでの道のりはとっても大変です!
お金も時間もかかるし、挫折しない強い意志も必要になります!
そこで、この記事では、現役エンジニア270人に実際にエンジニアになる為に「どこでスキルを学んだか」「かかった時間」「かけた金額」などを徹底調査しました。
本気でエンジニアを目指している方は、是非このアンケート結果を今後のキャリアプランの参考にしてください。
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今回のアンケート概要を紹介!
今回のアンケートは、実際にエンジニアとして生計を立てている270人の方にご協力いただきました!
アンケート概要は以下の通り!
調査内容:「エンジニア学習」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
対象者:エンジニアとして収入を得ている方(年齢・性別・居住地問わず)
調査期間:2021年4月27日~2021年5月10日
まず、回答者の属性を、性別・年代・労働形態にわけて、それぞれ紹介します。
【 性別 】
性別・年齢問わず、幅広い層の方に回答いただきました!
女性のエンジニアからの回答比率も高く、性別による職業イメージの偏りがなくなってきていることがわかります。
現役エンジニアたちの学習法は「会社で実務をやりながら学ぶ」が多数
2位:独学(26%)
3位:プログラミングスクール(14%)
4位:大学(13%)
5位:専門学校(10%)
6位:友人・知人など(1%)
「エンジニアスキルをどこで学びましたか?」という質問で、最も多かった回答は「会社(36%)」、そして「独学(26%)」「プログラミングスクール(14%)」と続きました。
それぞれ、どのような意見が寄せられたのか詳しく見ていきましょう。
会社でスキルを身につけたエンジニアの意見
新卒や未経験で就職し、実践を経て技術を磨く方が多いですね。
お金をもらいながら学べる一方、経験や知識に偏りが出るというコメントも多く見受けられました。
独学でスキルを身につけたエンジニアの意見
難しいイメージのあるプログラミングも最近では、ブログ記事やYouTubeなどで学習でき、自力で勉強する人も増えているんですね。
ただ、コメントでもあるように自力で学ぶには性格や環境での向き不向きがありそうです。
スクールに通ったエンジニアの意見
プログラミングスクールが、進出して数年ほどですが、20・30代を中心に選択肢の1つとして主流になってきました。
「会社」「独学」「プログラミングスクール」と学習法はさまざまですが、共通して多かったのは「とにかく手を動かして、疑問があったら誰かに聞ける環境が大事」という意見でした。
学ぶ場所や方法に関わらず、自発的に学ぶ姿勢が重要ということですね。
未経験から収入を得るようになるまでには平均14.5ヶ月!
エンジニアとして収入が得られるレベルになるまでの道のりはなかなか大変そうです。
実際に収入を得られるようになってからも、スキルアップのためには学び続けることが重要です。
「プログラミングスクールはやめとけ」は本当?現役エンジニアに聞いてみた
「プログラミングスクール」で検索すると予測変換に「やめとけ」というマイナスワードが…。
プログラミングスクールが、プログラミングの学習法として一般化してきたのは、ここ数年の話です。
まだまだ受講人口が少ない中で、実際に現役エンジニア達は「プログラミングスクールに対してどんな印象を持っているのか」を聞いてみました。
未経験でプログラミングスクールに通うのってどう思う?
・良いと思う:64%
・おすすめしない:11%
・どちらとも言えない:25%
世間でのマイナスな印象とは裏腹に、現役エンジニアは意外と好印象なイメージを持っている結果となりました。
それぞれの意見について詳しく見ていきましょう。
おすすめする人の意見は「効率的に学べる」
プログラミングスクールをおすすめする人の意見は、以下の通りです。
【実際の回答】
独学より効率的に学べるので、しっかり学びたい人には良さそうですね。
お金を払って通うので、モチベーション維持にも一役買いそうです。
おすすめしない人の意見は「独学でも十分」
プログラミングスクールをおすすめしない人の意見は、以下の通りです。
【実際の回答】
独学で十分に学べるという意見が多い一方、プログラミングスクールを完全に否定するわけでなく、ケースバイケースで使い分けると良い、という回答も目立ちます。
作りたいものや、やりたいことが定まってる方は「独学」、とりあえずプログラミングを学びたい方は「プログラミングスクール」という選択が良さそうです。
どちらとも言えない人の意見は「人による」
「どちらとも言えない」と回答した人の意見は、以下の通りです。
【実際の回答】
プログラミングスクールに通えば、誰でもエンジニアとして成功できるわけではありません。
ただ、今回のアンケートでは、プログラミングスクールでスキルを学んだと回答した37人中32人が「プログラミングスクールをおすすめする」と回答しました。
実際に通ったことがある現役エンジニア達の満足度も高いということですね!
【2023年最新】プログラミングスクールおすすめ12選|未経験でも転職しやすい安くて人気の優良校
年収1,000万プレイヤーはたったの1.4%!
「夢の年収1,000万!」と、未経験の方はエンジニアの収入に期待が膨らんでいる方も多いのではないでしょうか?
海外では年収1,000万プレイヤーが多いと言われていますが、今回のアンケート調査に協力してもらった現役エンジニア270人中、年収1,000万以上と回答した人は、たったの4人(1.4%)でした!
冒頭でもお伝えした通り、エンジニア人材の不足が深刻化している現在、エンジニア人材は重宝され、将来はフリーも目指せる職種ではありますが、実際は、年収1000万以上を稼いでいる人は一握り。
高スキルを身につけるには人並みの努力では難しいのが現実です。
高収入エンジニアの実態を大解剖!
今回のアンケート調査では、年収1,000万以上を稼ぐ人は極めて少ない結果となりましたが、中には年収2000万と回答した方も!
そんな高収入プレーヤー達にはどんな傾向があるのでしょうか?
今回は、一般的に高年収帯と言われる年収700万円以上と回答した33名(12.2%)の傾向を調べてみました。
高収入エンジニアの労働形態
【高収入エンジニアの労働形態】
・正社員:30人
・フリー:3人
700万以上の高収入のエンジニアは大半が正社員として働いている人でした。
フリーランスで、高収入を得ている人は、たったの3人。
将来的にはフリーで時間や場所に縛られずに働きたいと、夢見ている人も多いかと思いますが、現実の厳しさがわかりますね。
高収入エンジニアの初期投資額
【高収入エンジニアの初期投資額】
・100万以上:11人
・30~50万:5人
・5~30万:8人
・5万未満:9人
エンジニアを目指すにあたり、かけた初期投資額は人によってそれぞれでしたが、100万円以上と回答した方が一番多いという結果に。
エンジニアとして1人前になるにはこのくらいの額が必要!という定義はなく、お金よりも自分のやる気と継続が何より大事だということがわかりました。
年収700万円以上の現役エンジニアからのアドバイス
年収の700万円以上の現役エンジニアの方に、これからプログラミングを始めたい方へのアドバイスを頂いたの、一部ご紹介します。
モチベーションの維持や環境的な誘惑など、独学で学ぶにしろプログラミングスクールに通うにしろ、本人のやる気が大切です。
また、技術を身につけるだけでは役に立たない場合が多いので、成果物を作っておくことが大切そうですね。
まとめ
今回のアンケート結果をおさらいしましょう!
アンケート結果まとめ
- 未経験でエンジニア就職する人が全体の3割以上
- 収入を得るまでの平均は14.5ヶ月
- 現役エンジニアの67%が未経験でプログラミングスクールに通うことを良いと思っている
- フリーで年収1000万以上稼ぐのはかなり難しい!
現役エンジニア達の様々な傾向や意見が集まりましたが、どこで学ぶか、どのくらい初期投資をするのかを悩むよりも、「何を作りたいか」「何ができるようになりたいのか」を明確にして、とにかく動いてみることが大切です。
未経験でエンジニアを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
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