
介護士におすすめの転職サイトランキング7選|転職経験者に聞く失敗しない選び方
目次
「待遇の良い介護士求人をどうやって探せば良いの?」
「介護士向きの転職サイトを知りたい」
「そもそも転職活動の仕方がわからない」
など、介護士転職に関して悩んでいませんか?
転職したくても情報がないと、どう動いて良いのか分からず不安ですよね。
そこで、今回は転職経験のある現役・元介護士42名にアンケート調査を実施!リアルな回答を元に本当におすすめできる転職サイト7選を紹介します!
ほかにも、
- 転職サイトを選ぶポイント
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- 介護士転職の現状
などについても詳しく紹介していますので、介護士転職を検討中の人はぜひ参考にしてください。
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:20~50代の男女42名
・実施期間:2022年1月18日〜2022年1月20日
※本記事エラベルが独自に制作しています。メーカー等から商品の提供や広告を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの決定には一切関与していません。※本記事で紹介した商品を購入するとECサイトやメーカー等のアフィリエイト広告によって売上の一部がエラベルに還元されます。
経験者に聞く!介護士向け転職サイトの選び方
介護士向けの転職サイトは世の中にたくさんあります。
少しでも自分の意向に沿った求人を見つけるためには、求人の選び方の前にまず、転職サイトの選び方も重要です。どのサイトでも同じというわけではなく、サイトによって公開されている求人数も求人内容も違うからです。
そこで、転職サイトや転職エージェントを使って転職した元・現役介護士42名にサイトやエージェント選びで重視すべきことを聞いてみました。
その中でも多かった意見を基に3つのポイントを紹介します。
転職サイト、エージェント選びで重視すべき3つのポイント
まず、転職サイトかエージェントかで選ぶ
まず大前提として、転職支援ツールには、「転職サイト」と、「転職エージェント」があります。
2つのサービスを合わせて「転職サイト」と呼んでいるWeb記事も多くありますが、2つのサービス内容には大きな違いがあります。内容が混同しないように、まずは2つの違いを理解してどちらが自分に合っているかを考えましょう。
2つの違いを簡単に表で比較してみました。
転職サイト | 転職エージェント | |
---|---|---|
専属のアドバイザー | ✕ | ◯ |
面接の日程調整代行 | ✕ | ◯ |
非公開求人 | なし | あり |
求人紹介 | △(※) | ◯ |
職場の雰囲気や内部事情など | 求人票の情報のみ | アドバイザーが教えてくれる |
向いている人 | ・自分のペースで転職活動を進めたい人 ・転職経験があり軸もある程度決まっている人 | ・転職活動が始めての人 ・プロに相談しながら転職活動を進めたい人 ・自分に合う求人を紹介してほしい人 |
※転職サイトによっては、求人の閲覧履歴から自動分析しておすすめまたは類似の求人をメールで紹介してくれる場合があります
それぞれの特徴について詳しく説明します。
転職サイトとは?
転職サイトとは、掲載されている多くの求人の中から自分に合った求人を自ら選んで自分で転職活動を進めていく人向けのサービスです。
求人の検索方法は、業界・業種・エリアだけでなく「土日祝休み・年間休日120日以上」などの待遇面や、「時短勤務OK・転勤なし」などのこだわり条件の中から検索できるサイトが多く、様々な求人を比較しながら自分のペースで求人を探して応募することができます。
転職サイトはこんな人におすすめ
- 業界や転職の軸、条件が決まっている人
- 自分のペースでゆっくり転職活動を進めたい人
- 転職活動の流れや決め方がある程度分かっている人
転職サイトは会員登録しなくても求人情報を見ることもできるので、「とりあえず情報収集だけ」「まだ転職の予定はないけどゆくゆくは…」と考えている直近の転職意欲が低めの人にも向いています。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、企業と求職者のマッチングを図るため、専任のキャリアアドバイザーが求職者の転職活動を支援してくれるサービスです。
専任のアドバイザーが付き、履歴書添削・面接練習・求人紹介・面接日程調整・条件交渉・困った時の相談など転職の始めから終わりまでのサポートがあるため、初心者の人でも安心して転職活動を進めることができます。
転職エージェントはこんな人におすすめ
- 転職活動が初めてで不安なのでサポートしてほしい人
- 誰かに相談に乗ってほしい人
- 自分に合った求人を紹介してほしい人
- 世に出ていない非公開の求人情報も知りたい人
エージェントの場合、アドバイザーから事前に応募企業の雰囲気や、面接の質問内容の傾向を聞けるのも嬉しいポイントです。
転職サイトと転職エージェントは、どちらにも向き不向きがあります。どちらを使うのも無料なので、とりあえず両方登録してみてるのも良いでしょう。自分のペースや要望に合った方を選んでくださいね。
求人数の多さで選ぶ
次に、求人数を多く持っていて、細かい条件検索ができるところを選びましょう。
なぜなら、求人の選択肢の幅が広いに越したことはなく、細かく条件を絞って検索できた方が自分の意向に合う求人を見つけやすいからです。
この後、紹介するおすすめ転職サイト・エージェント7選では、10万件以上の求人を掲載しているサイトも紹介しています。
デイサービスや特別養護老人ホームなど職種別の求人数も一覧で比較できるので、自分の希望する職種の求人数が多いサイト・エージェントをチェックしてみてください。
サポート体制の充実さで選ぶ
最後に、サイト・エージェントに関わらず、履歴書の書き方・面接対策・スカウト機能など求人掲載の機能だけでなくサポート体制・情報が充実したところを選びましょう。
サポート体制としては、当然エージェントの方が充実していますが、転職サイトでも求人の閲覧履歴から分析したおすすめ求人を紹介してくれたり、企業から直接スカウトメールがもらえる場合もあります。
ランキングでは「面接・履歴書添削の有無」や「スカウトメールの有無」なども紹介していますので、自分が受けたいサポートがしっかり備わっているかという観点でも選んでみてください。
評判良し!介護士におすすめの転職サイト・エージェントランキング7選
ここでは、転職経験のある42名の元・現役介護士に聞いたおすすめの転職サイト・エージェントをランキング形式で紹介します。
実際に利用した口コミや先ほど紹介した選び方の基準となる職種別の求人数なども細かく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ランキング一覧
- 利用者人気ランキング…独自調査したアンケートで利用者が多かった順
- 求人数が多いランキング…介護職求人数の多い順
- 正社員で働きたい人向けランキング…正社員求人の多い順
- 高収入を重視する人向けランキング…月収30万以上の求人数が多い順に紹介
商品画像 | サービス名 | 口コミ満足度 | 種類 | 介護職求人 | デイサービス求人 | 特別養護老人ホーム求人 | 訪問介護求人 | 正社員求人 | パート求人 | 未経験OK求人 | 面接・履歴書添削 | スカウトメール | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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※求人数は2022年2月のものを参考にしています。変動している場合がある為、最新の求人数は公式サイトでご確認ください
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口コミ
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詳細情報
介護士から異職種に転職したい人向けのおすすめ転職エージェント
介護士転職に強いサイト・エージェントを紹介しましたが、給与の低さや労働条件の不一致などで今後、介護士以外の職種も視野に入れておきたいと思う人もいるのではないでしょうか。
そんな人向けにサポート付きで安心して異業種・異職種への転職を進められる人気の転職エージェントを3社を紹介します。※転職エージェント名をクリックすると公式サイトに飛びます
リクルートエージェント | dodaエージェント | マイナビエージェント | |
---|---|---|---|
運営会社 | 株式会社リクルート | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 約200,000件 | 約120,000件 | 約110,000件 |
未経験向け求人数 | 約36,000件 | 約25,000件 | 約33,000件 |
特徴 | 求人数No.1 | 地方の求人に強い | 20代・第二新卒向け |
今回紹介した3社は、どこも業界大手が運営するエージェントで求人数も多く、安心して利用できるエージェントですが、人気な分、登録者数も多く1人のアドバイザーが抱える担当求職者の数も多くなります。
そのため、サポートが手薄になったり、連絡が遅いと感じることも。信頼できる人の元で、スムーズに転職活動を進めたい場合は、大手・中小関わらず複数のエージェントに登録しておくのがおすすめです。
エージェントごとに持っている求人も異なるので、自分に合うアドバイザーを見つけつつ、選択できる求人の幅を広げましょう。
介護士転職サイト・エージェントの利用の流れ
気になる転職サイトやエージェントが見つかったら早速、登録してみましょう。ここでは、転職サイト・エージェントの利用の流れについて説明します。
転職サイト登録から活用までの流れ
大まかな流れは同じですが、それぞれの違いを説明しながら詳しく紹介していきます。
1.会員登録
まずは、公式サイトから会員登録をします。
会員登録は、氏名や生年月日などの基本的な個人情報のみの登録で、簡単に1分ほどで完了できますが、中には会員登録の時点で、「就業状況」「保有している資格」「希望職種」など、細かく入力が必要なサイトもあります。
転職サイトの公開求人情報は、会員登録をしなくても閲覧できますが、会員限定の特典などが利用できるので、転職意欲が高い人は特に会員登録をしておくのがおすすめです。
転職サイトに会員登録する特典
- 企業側からスカウトメールが届く
- 閲覧履歴から希望にあった新着求人が届く
- 履歴書作成機能などが使える
- Web面接機能が使える
※会員特典は各転職サイトによって異なります
各転職サイトで公開されている求人は異なる為、情報収集の為にも2.3社登録すると良いでしょう。
2.求人検索・アドバイザーと面談
登録が完了したら自分に合った条件を選び、求人検索をしてみましょう。
転職サイトの場合は、自分で検索条件を設定して求人を探し、自分で気になる企業に応募します。
エージェントの場合は、登録後、電話やメールで担当アドバイザーと連絡を取り、初回面談の日程調整を行います。面談では主に次のような内容を聞かれることが多いので事前に準備しておくと良いでしょう。
転職エージェント初回面談での質問内容
- 職歴(現在の仕事内容)
- 転職理由
- 今後のキャリア
- 希望条件
しっかりまとめていなくても、あくまで転職活動の意向や要望を聞いてもらう場なので、気軽な気持ちで受けましょう!
3.求人紹介・応募(履歴書添削)
面談が終わると、早ければ初回面談の際におすすめの求人をいくつか紹介してくれます。
紹介してもらった中から決めなければいけないという訳ではないので、自分でも求人検索をしながら、自分の要望に合った求人を見つけましょう。
転職サイトから直接応募する場合は、採用担当者と直接連絡を取って、提出書類や日程調整を自ら行います。
エージェントの場合は、気になる求人に応募の意向を伝えれば、担当アドバイザーが提出書類を指示してくれ、応募先の採用担当者に連絡を取ってくれます。
履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるので、転職初心者にとっては心強いですね。応募前に担当アドバイザーに気になる求人の職場環境などを聞いてみるのもおすすめです。
介護職の場合、応募前に施設見学ができる場合もあります。ミスマッチを防ぐためにも事前に職場の雰囲気を知っておくのは有益なので、ぜひ相談してみましょう。
4.選考(面接対策)
応募をして書類選考が通ればいよいよ本選考です。応募先の施設によって選考の内容や回数は異なります。
今回紹介した転職サイト・エージェントの中で、最も求人数が多いジョブメドレーの介護職求人50件ほどをチェックし、選考プロセスの傾向を調べたところ、
①書類選考
↓
②面接(1~2回)
↓
③内定
という、流れで選考している施設がほとんどでした。中には、面接の後に適性検査を行う施設もありましたが、書類選考と1~2回の面接で決めるという施設が多いようです。
エージェントの場合は、担当アドバイザーが面接前の対策をしてくれたり、面接後の所感などを採用担当者に聞いて共有してくれる場合もあるので、面接が苦手・不安という人は相談に乗ってもらいましょう。
5.内定
ご縁があって内定をもらえた場合、転職サイトの場合は、サイトのメッセージ機能や、メールか電話で直接連絡があります。
一方、エージェントの場合は、担当アドバイザーを通して合否連絡が来ます。万が一、内定時に提示された雇用条件を交渉したい場合は、担当アドバイザーに伝えると交渉してくれる場合もあります。
自分では直接言いづらいことでも担当アドバイザーが上手く伝えてくれるので、働いてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しない為にも内定後の条件もしっかり見極め、疑問点をクリアにしてから内定承諾を決めましょう。
現役・元介護士42人に聞いた介護士転職のリアルな現状
ここからは、介護士転職の現状について現役・元介護士42人のアンケート調査を基に、リアルな声を紹介していきます。
現役・元介護士42人に聞いたリアルな声
介護士転職の経験者の意見がたくさん詰まっているので、ぜひ参考にしてください。
介護士の1社あたりの離職率は「57%」
介護士転職経験者へのアンケートで、「1社あたりの勤続年数は?」という質問に対し、「3年未満」と回答した人が42人中24人と、半数以上の57%という結果でした。
公益財団法人介護労働安定センターが発表している介護労働の現状を表すデータ※①でも「勤続3年未満の離職者」が60.2%となっており、内33.1%は「1年未満に離職した」とされています。
介護業界の待遇の改善については、国を上げて対策がされつつありますが※②、労働環境に比べての給与の低さや離職率の高さは、まだまだ問題視されており、改善の余地がありそうですね。
参考①:介護労働の現状(公益財団法人介護労働安定センター)
参考②:「介護職員処遇改善加算」のご案内(厚生労働省)
「待遇」「人間関係」以外に多かった転職のきっかけ
介護士の転職に関わらず、世の中の転職理由は「待遇の悪さ」「労働環境の厳しさ」「人間関係のもつれ」などマイナスなイメージによるものが多い印象ですよね。
今回のアンケートでも最も多かった介護士転職のきっかけは「給与が安い」というものでしたが、意外にもプラスの転職きっかけも多く見られましたので紹介します。
地元・地方での転職
いずれは地元に帰りたいと思っていたので、良きタイミングで同じ介護業界にUターン転職しました。(グループホーム)
地元での就職希望で探したところ、田舎の為、安定的に働けそうなのが介護職しかなかった(特別養護老人ホーム)
主人の仕事の都合で転勤になったため。(ショートステイ)
家族がお世話になった
祖父の介護でとても親切にしていただいたのと、今後親の介護に役立てたいと思い転職を決めました。(デイザービス)
今後、親の介護に役立てたいから。(デイサービス)
元々、医療系でしたが、祖父母がデイサービスに行って明るく元気になったことが転職のきっかけの1つです!(デイサービス)
スキルアップのため
ケアマネージャーの資格取得したので生かせる場所で働きたいと思ったから。(グループホーム)
ショートステイで働いており、ずっと同じ利用者様と関わるわけではなかった。長く利用される方と関わっていきたいと考えて、転職を考え始めました。(特別養護老人ホーム)
介護職は労働環境や待遇の悪さが問題視されていますが、全国どこにいても介護職は必要とされる職種で、需要が高いことは間違いありません。家族の介護をきっかけに異業種から介護士転職をしたという人も多く見受けられました。
また、エラベル独自に調査した「資格保有者が取って良かったと思う資格ランキング」でも、国家資格の介護福祉士が4位にランクインしており、6位の保育士、5位の看護師をおさえた結果となりました。
介護士転職をきっかけに、資格を持っていない方は、介護関連の資格取得もぜひ検討してみてください。

【2023年は資格に挑戦】360人が選ぶおすすめ人気資格16選|取って良かった資格ランキング
転職後に年収はアップした?
42名の転職前後の年収を比べたところ、転職前の年収平均が264万円に対し、転職後の平均年収は289万円と、全体平均で25万円の年収アップに成功しています。
年収が上がったと答えた人は、42人中29人という結果に。年収が下がったという人の中には「都内から地方に移った」「給与より、雰囲気や人間関係を重視した」など、給与にこだわらなかったという人の意見が見られました。
ですが、厚生労働省の介護従事者処遇状況等調査※①によると、常勤の介護職員の平均年収(内訳:基本給+手当+一時金として令和1年10月〜3月支給金額の⅙)は約326万円というデータが出ています。
また、介護職員の処遇改善を図るため先ほども紹介した「介護職員処遇改善加算」※② を厚生労働省が設けており、最大で月37,000円の賃金増加が見込めますが、適応されるかどうかは資格の有無や転職先によって異なります。
年収アップを目指したい方は、賞与や資格手当・夜勤手当や介護職員処遇加算など手当が充実したところを選ぶといいでしょう。
参考①:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果のポイント(厚生労働省)
参考②:「介護職員処遇改善加算」のご案内(厚生労働省)
介護士に向いているの特徴とは
元・現役介護士42名に介護士位に向いていると思う人について聞いてきました。
1位は「優しい人」という結果になりました。この優しさというのは「利用者を思って行動できる優しさや常に相手を優先することができる優しさ」を指す意見が多く見られました。
2位の「傾聴力がある人」に関しては利用者が何を求めているかをしっかり聞き共感する力という意見と、利用者同士の合う合わないに対して話を聞きアドバイスできる人が向いているという意見があがりました。
そして、3位の「自分の感情をコントロールできる人」は、利用者が不穏状態になったり指示が通らなくても怒らないことや、冷静な判断を下せる人が向いているという意見がありました。
他の意見では「体力がある人」「奉仕の心を持った人」などの声が挙げられており、利用者に対して優しさや奉仕の心で接しつつ自分の感情をコントロールする人が向いていると言えますね。
転職先の選びで失敗しないためのアドバイス
これから介護士転職を検討中の方に向けて、経験者から介護士転職成功のためのアドバイスを聞いてみました。
経験者のアドバイスを元に、介護士転職に失敗しないために、自分が一番何を重要視するかの軸もしっかり決めてから求人を探すとミスマッチも防ぐことができますね。
介護士転職に関する気になるQ&A
ここでは、介護士の転職に関して気になる質問にお答えしています。介護士の転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
未経験で介護士転職は難しい?
介護職は資格が必須ではなく、実務経験を積みながらスキルを積んでいる人もたくさんいます。また、サイトによっては総求人数の半分が未経験可能な場合もあるんです。
介護施設の採用担当者の中には「経験者だと逆に、介助方法の相違や当社でのやり方を前職と比べて批判したりと揉める場合が多くあります。そのため、まっさらな状態で1から教えられるし素直な未経験者の方が良いです。」という意見もあります。
未経験者に限ったことではありませんが、素直に助言を聞き、動けるかが大切です。
介護士の転職に役立つ資格は?
42人の転職経験のある現役・元介護士に聞いたアンケート調査で、「転職に役立つ資格は?」と聞いたところ以下の結果となりました。
1位の介護職員初任者研修とは介護資格を取るための入門に当たる資格です。
その名の通り、資格というよりは受講がメインで、受講資格はなく、食事介助の仕方、歩行介助の仕方など利用者さんを介護する上で基本的な知識やスキルを学びます。
介護職員初任者研修を転職前に持っておくことで未経験でも採用担当者に一定の知識があると見なされ、内定がもらいやすくなります。
また企業によっては、介護職員初任者研修で資格手当が支給される場合がありますので求人票や採用担当者に確認しておきましょう。
2位の介護福祉士は介護の知識や技能を習得していることを証明する介護分野で唯一の国家資格です。
介護福祉士を取得するには、実務経験から国家試験を取得するルートだと下記の条件のいずれかを満たしていることが必要になります。
介護福祉士の資格取得条件
- 従業期間3年(1,095日)以上かつ従事日数540日以上+実務者研修
- 従業期間3年(1,095日)以上かつ従事日数540日以上+介護職員基礎研修・喀痰吸引等研修
また、養成学校を経て介護福祉士を取得できる場合もあります。詳しい条件についてもっと知りたい方は、介護福祉士国家試験を主催する社会福祉振興・試験センターの公式サイトをご確認ください。
3位の介護福祉士実務者研修とは、介護福祉士の国家試験を受験するために必須となる資格です。
利用者に対して本人の望むようなサービスを提供するため、現状を元にその人に合った介護計画を作る方法を学びます。
実務者研修は介護計画書の作成や利用日程申込調整や多職種との連携を行うサービス提供責任者という役職を名乗ることができます。
利用者の人数に応じて配置しなくてはならないサービス提供責任者の数が決められており介護業界にとって需要の高い資格です。
未経験の方が無理に取る必要はありませんが、介護士としてスキルアップをしたい人にとってはおすすめの資格です。
参考:介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)

【資格コンサルタント監修】女性におすすめの人気資格26選!仕事にも趣味にも役立つ資格とは?
介護士から異業種に転職する場合のおすすめの職種は?
介護士経験を活かせる職業
- 看護師
- 介護事務
- 介護タクシー
- 看護助手
介護をする中で医療知識を持って利用者さんと接したいと思った時に「看護助手」や「看護師」が選択肢に挙げられます。
また介護の経験や現場を知っていることから介護タクシーや事務で現場をサポートできる介護事務もいいでしょう。
人と接していた経験を生かせる職業
- サービス業
- 営業
介護職は利用者だけでなく家族対応など日々人と接する機会の多い仕事です。
そのため、飲食業やアパレル業など人と接する仕事や営業職も選択肢に挙げられます。
営業職に関しては介護商品や福祉用具等の介護関連の企業だとより一層経験を生かしやすくなるのでおすすめですよ。
まとめ
介護士は全国どこでも需要の高い職種です。ただ、転職サイトや求人の選び方を間違えてしまうと、自分の要望と転職先にミスマッチが生じてしまいます。
今回は、実際に介護士転職の経験者からの口コミが良かった転職サイト・エージェントを厳選して紹介しましたので、改めておさらいしましょう。
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転職に失敗しないためにも「どういう介護をしたいか」や「どんな職場で働きたいか」などの軸を決め、実際に見学しながら自分にぴったりの職場を見つけましょう!

「選ぶをもっと楽しく」をコンセプトに、専門家・愛好家・体験者の方にご協力頂きながら、買い物やサービス選びに悩む方たちをサポートします。一人ひとりにフィットした情報に届け、皆さんの「したい」を叶えます。
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がエラベルに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、エラベルが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。