
【2023年保存版】これで完結!TOEIC初心者におすすめの参考書9選と失敗しない選び方
目次
進学や就職を進めるにあたって、TOEICスコアが高ければ有利という話はよく耳にしますよね。
しかし、初めて受験する人は、
「たくさん参考書があってどれを選べば良い?」
「どんな勉強をすべき?」
など、TOEICの学習が進められず悩んでいませんか?TOEICでハイスコアを獲得するためには、自分に合う参考書と勉強法を選び、継続して学習することが非常に大切です。
そこで本記事では、TOEIC980点を持つ私が、内容がわかりやすく初心者でも使いやすいおすすめの参考書と、その選び方を解説していきます。

企業留学支援や語学学校を運営する大手外資系留学企業にて通訳翻訳、留学提案営業を経験した後、2020年に独立。オンライン英会話スクールの代表取締役を務め、ライターとしても英語関連の記事を300記事以上執筆。英語関連の取得資格は、TOEIC980点・TOEIC S&W 360点・TOEFL IBT 108点・IELTS Overall 8.5・英検一級・HSK6級。
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初心者でも安心!使いやすいおすすめTOEIC参考書5選

世の中にTOEIC対策の参考書は大量に存在しています。そのため受験の経験が少ない人が闇雲に選ぶと、「時間もコストも費やしたのにスコアが伸びない…。」なんてことになりかねません。
これから受験する人の時間やコストを削減しつつ最大の効果を得るために、まずは、TOEIC初心者でも総合的にTOEICの対策をすることができるおすすめの参考書を5冊紹介します!
この記事で紹介する参考書は、私が参考書選びをする上で重要だと感じた以下のポイントを基に厳選しています。
TOEIC参考書選びのポイント
- パートごとの説明が詳細
- 語彙や文法をわからない人向けに説明されている
- 開けばすぐに取りかかれるわかりやすさ
選び方のポイントに関しては記事の後半で詳しく解説します。
では早速、1冊ずつ紹介していきます!
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8
なんといってもおすすめなのは、本番のテストを制作している米国のテスト専門機関ETSが本番のテストと全く同じプロセスで制作したTOEIC公式教材である「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」です。
本番のテストに難易度を似せた書籍はたくさんありますが、本番と同様の問題が解けるのはこの公式問題集のみです。1度も受験したことがなければ、まずこの1冊で学習すると良いでしょう。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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価格 | 3,300円(税込) |
発行年月 | 毎年改訂版を出版 |
内容 | 問題集(本番想定模試、単語帳) |
音声CDの有無 | 有 |
著者 | ETS |
私がこの公式問題集を活用するうえで意識していた点は、毎日問題に触れて問題形式に慣れることです。具体的には、私の場合は通勤時間に1日往復40分は必ず勉強時間を確保できたので、行きの20分はリスニングパート、帰りの20分は文法パートのように満遍なく学習しました。
そして長時間の確保がしやすい休日に通勤時間に学習した範囲の振り返りとリーディングパートの練習を積みました。
この本のおすすめポイント
- リーディング、リスニングともに解説が丁寧
- 繰り返し1冊学習すれば基礎力UPできる
- 本番と同じスピーカー音声で耳が本番環境に慣れやすい
私もこの本を活用して、日々本番に最も近い公式問題を解き形式に慣れることで、テスト本番でも躊躇せず問題を解くことができた、というのが実際に活用して得た実感です。
はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略
TOEICの受験経験がなく、テストがどのようなPartで構成されているかも分からないという方に特におすすめの参考書が「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略」です。
こちらは全パート攻略のための基礎的な内容がバランスよく網羅されており、この1冊があればTOEIC対策学習が完結します。
おすすめ度 | ★★★★ |
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価格 | 1,980円(税込) |
発行年月 | 2018年3月 |
内容 | 問題集(ユニット学習+実力UP勉強法+完全模試) |
音声CDの有無 | 有 |
著者 | 小石裕子 |
私は先ほど紹介した「公式問題集」にてTOEICの問題形式に慣れた後、本番1カ月前にこの教材の「パート別攻略」「実力UP勉強」、本番直前の1週間で「完全模試」を解きました。
この本のおすすめポイント
- 600点向けと730点向けの2段階構成のためレベルに合わせて学習できる
- 200問の模試がついているため、本番前に予行演習として活用できる
- 英語の基礎力UPにも繋がる
この参考書は、英語の基礎力UPのための学習法や練習法についても紹介されているので、TOEIC対策にとどまらず英語の基礎力をつけていきたい人にもおすすめの1冊です。
TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
とにかくたくさんの問題に触れて練習したいという人におすすめの1冊が「TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問」です。
タイトルからも分かるとおり、模試600問つまりテスト3回分の問題が収録されています。
おすすめ度 | ★★★★ |
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価格 | 2,860円(税込) |
発行年月 | 2018年7月 |
内容 | 問題集(本番想定模試) |
音声CDの有無 | 有 |
著者 | ヒロ前田、テッド寺倉、ロス・タロック |
パート別の出題形式や問題の丁寧な解説、語注付きなので、初心者から上級者まで使えるのはもちろんのこと、本番のテストのスコアが予想できる「換算点表」も付いているのは非常にありがたいです。
また、別冊の解説には「必勝Tips」という、本来セミナーでしか語られないような対策法や細かいテクニック、豆知識などを紹介するコーナーもあり、こちらも非常に参考になるでしょう。
この本のおすすめポイント
- リスニング音声やPDF形式の特製マークシートが無料ダウンロードできる
- Abilities Measured(項目別正答率)で自分の弱点が見つけやすい
Abilities Measured(※①)は、TOEICテストの公式認定証に掲載されている項目別にみる正答率のグラフです。リスニングで5つ、リーディングで5つの項目における正答率がわかり、自分の強みと弱みを知ることができます。この参考書以外にAbilities Measureddでの正答率を出している参考書は見たことがなく、弱点を知るのには、かなり役立つと思います!
公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編・リスニング編
自分に合った学習方法が分からず、じっくりと時間をかけてパート別にポイントを押さえつつ学習を進めていきたいという方におすすめなのが、「公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編」とそのリスニング版である「公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リスニング編」です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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価格 | 各3,300円(税込) |
発行年月 | 2021年10月 |
内容 | 問題集(ユニット学習、ミニテスト、本番想定模試) |
音声CDの有無 | リーディング編:無(特典音声ダウンロード可) リスニング編:有 |
著者 | ETS |
特徴的なのは、「ユニット学習」「ミニテスト」「ファイナルテスト」の3部構成になっていることで、段階的に学習を進めていけば、じっくりと基礎力を養いながら本番のテストに対応する力をつけることができるようになっている点です。
3つのセクションはどれもスコアアップのために必要ですが、特に「ミニテスト」はTOEICでは必須中の必須である時間感覚を磨くセクションとなっており、時間感覚がつかめていない初受験の人にとっては特に学習効果が高いと言えるでしょう。
この本のおすすめポイント
- TOEIC初心者でも取り組みやすい段階構成
- 学習➝ミニテスト➝ファイナルテストと3部構成になっていて取り組みやすい
- TOEIC受験に必須の時間配分が想定しやすいミニテスト付き
学習を挫折しないように、かつ自分で学習できるような構成になっているため、初受験の人や自分にあった学習方法が分からない人に特におすすめの参考書です。
私はこの2冊を自身の運営する英語スクールでも頻繁に活用しています。ユニット学習を行うことで、毎日決まった時間に少しずつ学習が進められるので、一歩ずつ前に進んでいる実感を得ながらTOEICの勉強をすることができるでしょう。
TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム
「TOEICのスコアをすぐに上げたいけれど十分な学習時間が確保できない…。」という方におすすめなのが、「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム」です。
おすすめ度 | ★★★★ |
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価格 | 2,420円(税込) |
発行年月 | 2018年2月 |
内容 | 問題集(ユニット学習、本番想定模試) |
音声CDの有無 | 有 |
著者 | ロバート・ヒルキ、ヒロ前田、相澤俊幸 |
この本は「受験票が届いてからでも間に合う」という表紙に記載のとおり、11日間あればスコアアップのための対策が完了するように製作されています。
TOEICの受験指導において著名な作者数名の長年の経験と知識から導き出した、最も効率が良いと考えられる学習スケジュールに基づいた構成になっています。
この本のおすすめポイント
- 短期間で効率的な勉強ができる
- スコアを上げやすいパートがわかりやすい
具体的には、スコアを上げやすいPartから順番に対策を行なっていく構成になっており、11日間でそれぞれのPartにどのようにスケジュール配分するかも参考書内に記載されています。
※スコアを上げやすい順番:Part2 – Part5 – Part6 – Part3 – Part4 – Part7 – Part1
また、本番の試験と同じ構成の模試が用意されているため、学習が終わったあとに身につけた知識とテクニックの復習として付属の模試を活用できるのもポイントが高いですね。
分野別!ピンポイントで苦手を克服できるおすすめ参考書4選

前章では、TOEIC出題範囲の全体が網羅できる参考書を紹介しましたが、英語の中でも人によって得意・不得意分野は違うものですよね。
TOEICは、英語を使いこなす為に必要と言われる4技能のうち、「聞く」と「読む」の英語力を測るテストです。
※TOEICには「話す」「書く」の英語力を測定するSpeaking & Writing Tests(400点満点)もありますが、本記事では一般的に認知され受験者数の多い Listening & Reading Testをメインに紹介しています
英語を使いこなす為の4技能とは?
- 聞く(リスニング)
- 話す(スピーキング)
- 読む(リーディング)
- 書く(ライティング)
「聞くのは理解できても読むのは苦手」
「文法はなんとなくわかるけど、語彙力がない」
など、自分の苦手を自覚している人の為に、タイプ別に苦手分野を克服するための教材も紹介していきます。
リスニングが苦手な人向け
TOEIC出題の半分はリスニング問題です。苦手な人も多いリスニング力を伸ばすためにおすすめなのが「TOEICリスニング満点コーチが教える3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング」です。
おすすめ度 | ★★★★ |
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価格 | 1,980円(税込) |
発行年月 | 2021年9月 |
内容 | 問題集(その他、参考書or単語帳…etc) |
音声CDの有無 | 無(音声ダウンロード付き) |
著者 | 谷口恵子 |
私は継続的にこの教材でシャドーイングを行い、1日30分×3か月でリスニングのスコアが100点アップすることができました。
シャドーイングとは?
音声で聞いた英語をそのまま口に出してみる練習法。
聞いた音をマネして声に出すことで「聞き取れない」英語を減らすことができる。
シャドーイングを学習に取り入れ感じたのは、「英語脳」の強化ができるという点です。頭の中で英語を処理する時間が短縮されるので、リスニングだけでなくリーディングでも役立つ英語処理能力を身に付けることができます。
リーディングが苦手な人向け
長文を読むリーディング力を強めるポイントの1つが慣用的な言い回しを覚えることです。熟語・構文をスムーズに読み取ることで、英文を早く読み込む「速読」が身につきます。そのためにおすすめなのが、「速読英熟語」です。
おすすめ度 | ★★★★ |
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価格 | 990円(税込) |
発行年月 | 2000年3月 |
内容 | 問題集(その他、参考書or単語帳…etc) |
音声CDの有無 | 有(別売り) |
著者 | 温井史朗著(岡田賢三監修) |
興味を湧かせるようなリーディング素材を読みながら、文脈の中で覚えることで記憶に定着しやすくなり、慣用表現や単語などの使い方を正確に理解できるという効果があります。
私の場合、この教材を日常的に音読することで、わからない単語であっても文脈から意味を読み取る推測力を身に付けることができました。
TOEICは「オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力」を測定するテストなので、高難易度の単語がでない分、レベル的にも音読に適しているんです。
文法が苦手な人向け
TOEICでは、文法を問う問題も必出です。中学校で習った文法をもう一度やり直すことで、正確に英語を読み取ることができるようになります。
そのため、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を活用して学習すれば、千本ノックのようにTOEICの文法問題を解いて練習量を積むことが可能です。
おすすめ度 | ★★★★ |
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価格 | 2,530円(税込) |
発行年月 | 2017年6月 |
内容 | 問題集(その他、参考書or単語帳…etc) |
音声CDの有無 | 無 |
著者 | TEX加藤 |
正解への道筋を一つひとつ丁寧に解説し、不正解の選択肢がなぜ間違っているのかその理由まで説明されているのがポイントです。1000問という大量の問題をこなすことで基礎力がつき、文法パートでの高スコアを狙うことができます。
私は暗記が苦手なため文法を覚えず感覚的に文法問題を解いていましたが、何度もこの問題集を繰り返し理論的に選択肢を絞るコツを身に付けました。
文法問題は全問正解しやすいパートでもあるので、時間をかけて学習しても損になることはないでしょう。
語彙力がない人向け
英語理解の根本は語彙力と言われ、語彙力とは「どれだけ多くの言葉を知っているか」に関する能力を指します。TOEICで必要とされるリーディング力・リスニング力を伸ばすには、単語、熟語、文法など相対的に語彙力を身に付けることが一番の近道です。
そこで、語彙力を強化するために紹介する教材が「TOEIC L&R TEST出る単特急金のセンテンス」です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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価格 | 979円(税込) |
発行年月 | 2019年2月 |
内容 | 問題集(その他、参考書or単語帳…etc) |
音声CDの有無 | 無 |
著者 | TEX加藤 |
TOEIC必出単語を360の短文に凝縮してあるので、単語を学習する際は単語単体ではなく短文ごと覚えるのがおすすめです。
私の場合、この短文を1日5分間、毎日音読するようにしました。また、無料でダウンロードできる音声が3種類(英語のみ、和訳と英語を交互など)ついているので、通勤途中に何度も聞いて覚えるようにしました。
結果的には、日々短文に触れることで単語を覚えられるだけでなく、文脈で覚えたため単語を推測する力や、耳から英文に触れてリスニング力も養えたと感じています。
初めてTOEICを受けた時、事前にこの1冊に目を通していたこともありわからない単語はほとんどありませんでした。
失敗しない!初心者向けTOEIC参考書の選び方

冒頭でもお伝えしましたが、この記事で紹介している参考書は私の体験談と次の3つの選びポイントを踏まえて選んでいます。
TOEIC参考書選びのポイント
ご自身で選ぶ際にも、ぜひ以上の3つのポイントが押さえられているのかどうか確認してみてください。
では、それぞれ詳細の説明をしていきます。
パートごとの説明が詳細

1つ目のポイントとして参考書の中でパートごとの説明が詳細かどうかということが挙げられます。
TOEICはリスニング4パート、リーディング3パートの計7パートで構成されています。パートごとに特性や問題構成が異なるため、それぞれの解説が丁寧にされている教材を選ぶことが重要です。
【TOEIC L&Rテストのパート構成】
リスニング(約45分 100問) | |
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Part1 | 写真描写問題 |
Part2 | 質問に対しての応答問題 |
Part3 | 会話を解釈する問題 |
Part4 | アナウンスなどのミニトークの説明内容を理解する問題 |
リーディング(75分 100問) | |
Part5 | 短文穴埋め問題 |
Part6 | 長文穴埋め問題 |
Part7 | 1つあるいは複数の文書を参照する長文読解問題 |
参考:TOEIC® Listening & Reading Test テストの形式と構成
パートごとの説明が詳細かどうかを判断するためには、その参考書の学習方式が「ユニット学習」方式であるかどうかを目次などを参考にチェックすると良いでしょう。
ユニット学習とは、学習内容が単元ごとに別れ、1ユニット進めばどのような能力が得られるのかわかったうえで学習する方法です。
ユニット学習方式で書かれている参考書
これらの参考書のように、TOEICのパート別に学習できるユニット学習方式を採用する教材であれば、初心者の方でも学習がしやすいでしょう。
語彙や文法をわからない人向けに説明されている

2つ目のポイントは、語彙や文法をわからない人向けに説明しているかどうかです。この点がおろそかになっているTOEIC対策の教材は、世の中に意外と多くあります。
解説が不十分な教材は、学習者が基本的な単語や文法の知識をもっていること前提で進行してしまいます。そのため「いつの間にかおいてけぼりになってしまった…。」というようなことになりかねません。
十分に解説が掲載されている参考書かどうかは、誤正解の解答が「なぜ間違っているか」という説明までしているかで判断しましょう。
例えば、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」は、公式問題集というだけあって、各問題の誤解答がなぜ不正解かまで記載されています。
誤解答の解説まで掲載されていることで、正しい解答以外の知識も身に付けられるうえに、論理的に正解を導き出せていない場合の気付きも得ることができます。そのため、教材の解説が充実しているかどうかは、学習者の進歩に直結するのです!
開けばすぐに取りかかれるわかりやすさ

最後のポイントは、教材を手に取ればすぐに勉強にできる使いやすさかどうかです。
使いやすさの判断基準は、正直なところ、個人によって異なります。参考書を開いても
「なんだか難しそうだな」
「とっかかりにくいな」
と感じてしまうと、モチベーションが上がらず、ありがちな参考書を買っただけで満足して終わってしまう可能性も有り得ます。
まずは書店で気になった参考書をパラパラと試し読みしてみることをおすすめします。
もしピンとくる参考書に巡り会えなければ、ぜひこの記事で紹介した5つの参考書を手に取ってみてください。今回紹介した参考書は、数々の参考書を読んできた私が「一人で学習しやすいかどうか」「解説が十分かどうか」「読みやすいかどうか」という軸で選んだ優秀な参考書ばかりです!
【980点取得者が実践!】参考書を活用した効果的なTOEIC勉強法

続いては、980点を取得した私が実際に試し、効果を実感した参考書を活用したおすすめ勉強法をお伝えします。
効果を実感したおすすめの勉強法
1つずつ解説していきます。
同じ参考書を何度も繰り返し解く

これまで紹介した参考書を、1回やって終わりにするのはもったいないです!1回一通り学習した参考書は、その後2回、3回と繰り返し解くのが効果的です。
繰り返すことで記憶定着率が高くなり、インプット量に加えアウトプット(問題を解いてみるなど)を多くすることでさらに定着するからです。これと決めた参考書をまずはとことんやり切ってみましょう。

五感をフル活用して参考書を多角的に利用する

これまで紹介した参考書には、音声CDが付いていたり、無料ダウンロードできるものもたくさんあります。それらを使って五感をフル活用してみましょう!
単に英文を目で追うだけでなく、
- 音声を聞く
- 声に出して音読する
- 人に聞かせるようにジェスチャーを使う
など、知覚全部を使った英語は、ただ読むだけより何倍も記憶に残りやすくなります。
「何度もリスニングしてきたんだ」という自信は、問題を解くうえで強い味方になるので、ぜひ五感を使った学習にトライしてみてください!

リスニング問題の場合は、音源の後を追いかけるように発音するシャドーイングも行い何度も口に出すように練習していました。今でも毎日英語の音読とシャドーイングを続け、かれこれ5年以上です。
毎日コツコツ勉強する

最後に毎日コツコツ勉強を続けるという事が最も大事です!ただ、そのモチベーションを保つのが一番難しいですよね。
もちろんスケジュールを作ってノートに書くなど、1人で続けられる人は良いのですが、コツコツ続けるためには、目に見える形で継続するシステムにしてしまうことが効果的です。
例えばネットのTOEICコミュニティを見つける、SNSで投稿するなど、探せば自分に合った学習の継続方法がきっと見つかります。

TOEIC受験と勉強法のよくあるQ&A

実際にTOEIC受験をするにあたってよくある疑問・質問をまとめました。
どうやってTOEICに申し込むの?
TOEIC申込の受付をしているコンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
継続的にTOEIC受験を考えている人は、会員登録をしてインターネットで申込こみをした方が楽です。詳しくはTOEIC公式サイトの「テスト申込」から確認できます。
なお、現在は申し込み後の抽選方式となっていて、その抽選に当たった方のみが受験できます。※2021年11月現在
TOEICはどこで受けられる?

使用する会場が毎回違うことから、エリアごとの人数バランスを考えて配置されるため、会場を希望することはできず、必ずしも近い会場が案内されるとは限りません。
TOEICの受験料は?
なお、1年毎に繰り返し受験する方には割引制度があり、7,150円(税込)で受験できます。
初めてのTOEIC受験で目指すスコアは?
就職に活かしたい人は、、企業が新入社員に期待するスコア平均は535点となっています。(※①)エントリーシートや面接でアピールするなら550~600点を目標にしましょう。
※参考①:目標スコアを決めて、計画的に取り組もう!TOEIC Program
短時間でハイスコアを目指すにはリスニングとリーディングのどっちが大事?

リスニングが弱いなら、TOEIC公式問題集の音声を聞いてスピードに慣れること。英文を目で追うだけでもいいですが、声に出してついて読むとさらに効果的です。
リーディングが弱いなら、語彙力が弱い人は頻出単語帳を仕上げる、文法が苦手な人は文法書を1冊仕上げるとよいでしょう。
どのくらいの頻度で受けるべき?
TOEICは年に10回実施されます。毎回とまではいかなくても、3~4か月に1回ぐらいをめ目処に受けてみると良いでしょう。
試験方式、出題傾向に慣れるだけでもスコアは上がると言われていますので、スコアを提出する場合は、その日から逆算して受験するとベストスコアを出せる可能性があります。
受験対策の勉強時間はどのくらい必要?
225時間というと、毎日2時間勉強で4か月かかる計算です。自分の現在のスコアと目標の差を知り、スケジュールを決めて効果的にスコアアップを目指しましょう。※参考②:TOEIC Asia.indd
受験日前日、テスト開始直前は、参考書のどこを見た方が良い?
英語学習は、何度も反復して記憶に定着させることを意識して行いましょう。
TOEICのスコアはどこで活かせる?

- 実力診断や英語研修の効果測定
- 新入社員の英語能力測定※参考③
- 海外出張や赴任の基準、昇進・昇格の要件※参考④
として活用されています。
また、パナソニックグループや楽天、ハウス食品グループなど日本を代表する企業、外務省などの官公庁でも活用されており、実施している企業・団体の5~6割が、海外出張や海外赴任の社員選抜時にスコアを要件または参考にしています。

【専門家監修】ビジネス英語が最速で学べるオンライン英会話おすすめ12選!200人が選ぶランキング
まとめ
ここまでTOEICのおすすめ参考書と勉強法を紹介しました。改めて初心者でも失敗しない参考書選びのポイントを紹介します。
TOEIC参考書選びのポイント
自分にピッタリの参考書を見つけて私が実体験から推奨したおすすめの勉強法を基に、スムーズにTOEIC対策にとりかかってもらえたら嬉しいです。
グローバルスタンダードなTOEICを使って得た英語力は、これからの人生設計にきっと役立つことは間違いありません。まずは自分の実力を知り、自分の強みとしての英語力を高めていきましょう!

企業留学支援や語学学校を運営する大手外資系留学企業にて通訳翻訳、留学提案営業を経験した後、2020年に独立。オンライン英会話スクールの代表取締役を務め、ライターとしても英語関連の記事を300記事以上執筆。英語関連の取得資格は、TOEIC980点・TOEIC S&W 360点・TOEFL IBT 108点・IELTS Overall 8.5・英検一級・HSK6級。
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がエラベルに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、エラベルが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。