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健康  |  2021.08.24

1000人に聞いた!コンドーム以外の避妊方法ってどれくらい知ってる?【避妊リングや避妊シールなどの認知率や使用率を徹底調査!】

1000人に聞いた!コンドーム以外の避妊方法ってどれくらい知ってる?【避妊リングや避妊シールなどの認知率や使用率を徹底調査!】

望まない妊娠や性感染症を防ぐ目的で行われる避妊ですが、日本ではまだまだコンドームやピル以外の避妊方法は知られていません。

そのうえ、気心の知れた仲間以外に、避妊についてオープンには口にしないもの……。実際にはどれくらいの人がコンドームやピル以外の避妊方法を知っているのでしょうか?

そこで今回は、1000人を対象に避妊に関するアンケート調査を実施しました

圧倒的な認知率を誇るあの方法や、「こんな方法もあったの?!」という驚きの避妊方法まで、全部で合わせて7種類!認知率と使用率のギャップや、実際に使用している人のコメント、最後にどうやって知ったのかをランキング形式で紹介していきます。

調査概要

・アンケート内容:「避妊」に関するアンケート調査
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:1000人
・アンケート実施期間:2021年7月25日〜 2021年7月26日
※この記事で使用される百分率(%)は各項目の数値が割り切れない場合、その総数が99.9%〜100.1%の間で変動致します。

アンケート内容

Q1:性別
Q2:職業
Q3:知っている避妊方法
Q4:使用したことのある避妊方法
Q5:Q4の避妊方法をおこなった理由
Q6:避妊方法を知ったきっかけ

今回の回答者の性別

避妊に関するアンケート性別グラフ
今回のアンケートは男性797人、女性199人、その他(LGBTQ)4人、合計1000人に参加してもらいました。

どれくらい知ってる?避妊方法7種類

コンドームや避妊具の写真

【主な避妊方法7種類】
・男性用コンドーム
・IUS / IUD (避妊リング)
・低用量ピル
・アフターピル
・女性用コンドーム
・避妊シール / 避妊パッチ
・避妊インプラント

今回アンケートに登場した避妊方法には、定番の男性用コンドームだけではなく、避妊シール / 避妊パッチといった新しいものも登場しています。 

ここでは、上記の避妊方法を使用したことがあるか?や、使用した理由について紹介します。 

男性用コンドーム

 
【男性用コンドームの認知率】

【男性用コンドームの認知率】
・知っている:99.6%(996人/1000人)

一番よく知られている避妊方法と言えばやはり男性用コンドーム。「知っている」と回答した人は全体の99.6%(996人/1000人)という結果に

属性別でみると「男性の認知率:99.6%(796人/797人)」「女性の認知率:98.5%(196人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:100%(4人/4人)」となりました。

■男性用コンドームとは?
男性用コンドームとは、男性器にラテックスやポリウレタン製の薄いゴムを装着する避妊方法です。

では次に、男性用コンドームの使用率についてみていきましょう。

 
【男性用コンドームの使用率】

【男性用コンドームの使用率】
・男性用コンドームを使ったことがある:98.0%(980人/1000人)

男性用コンドームを「使ったことがある」と回答した人は全体の98.0%(属性別:男性793人、女185人、その他(LGBTQ)2人)で、「知っている」と回答した人に比べると1.0%のダウン。

「知っているけど使ったことがない」と回答した人は全体の1.5%(属性別:男性3人、女11人、その他(LGBTQ)1人)となりました。

少ない割合ではありますが、女性の方が男性に比べ使ったことがない率が高く、コンドームを使って欲しいと言い出しにくいなどの理由があるのかもしれません。

【男性用コンドームで避妊をした理由】
いくつかある避妊方法の中で、なぜ男性用コンドームを使用したのかについて聞いたところ、「1番スタンダードだから」「入手しやすい」という声が多数。

ではアンケートに寄せられた実際の声はどうなっているでしょうか。

〈実際のコメント〉

「手軽に購入することができるのと使いやすくて便利という理由からこの避妊方法を選んでいます。(男性/自営業)」

「逆にいうとコンドーム以外の避妊商品が身近にない為(男性/会社員)」

「ドラッグストアやコンビニで手に入って、使用方法も簡単で、性感染症の予防にもなるから。(女性/会社員)」

IUS / IUD (避妊リング)

【IUS / IUD (避妊リング)の認知率】

【IUS / IUD (避妊リング)の認知率】
・知っている:65.2%(652人/1000人)

なんと男性用コンドームの次に認知率が高いのはIUS / IUD (避妊リング)で、「知っている」と回答した人は全体の65.2%(652人/1000人)という結果に!最近ではタレントの益若つばささんが使用し、YouTubeに掲載したことでも話題となりましたね。

属性別でみても「男性の認知率:63.2%(504人/797人)」「女性の認知率:74.3%(148人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:0%(0人/4人)」となりました。 

■IUS / IUD (避妊リング)とは?
子宮内に小さな器具を装着し、子宮の環境を変えることで妊娠を防ぐ方法です。IUDには種類がいくつかあり、その中で薬剤(黄体ホルモン)が付加されているのがIUSです。

では次に、IUS / IUD (避妊リング)の使用率についてみていきましょう。

【IUS / IUD (避妊リング)の使用率】

【IUS / IUD (避妊リング)の使用率】
・IUS / IUD (避妊リング)を使ったことがある:1.0%(10人/1000人)

認知率は65.2%と高かったものの、「使ったことがある」と回答した人は全体の1.0%(属性別:男性5人、女性5人、その他(LGBTQ)0人)とかなり少ない結果に。

認知率に比べ使用率が低いのは、挿入時の痛みや費用が原因と考えられます。痛みについては、婦人科で産後の女性に推奨されているほど。また、治療目的ではなく避妊目的の場合、保険適用外となってしまうのも使用率が低い理由かもしれません。

その結果、「知ってはいるけど使ったことがない」と回答した人は64.5%(属性別:男性497人、女性148人、その他(LGBTQ)0人)となりました。

【IUS / IUD (避妊リング)で避妊をした理由】
IUS / IUD (避妊リング)は産後の女性に推奨されていることもあり、家族計画の一つとして女性に取り入れられているようです。「妊娠しないため」「産後の避妊目的」といった意見も見受けられました。

ではアンケートに寄せられた実際の声はどうなっているでしょうか。

〈実際のコメント〉
「産後の女性に向いており、産婦人科で装着してもらえば2年ほど効果が持続すると知り選択しました。(女性/主婦)」

「低容量ピルの飲み忘れと血栓などの副作用が気にならなく、自分でできる避妊法を選びたかったから。(女性/主婦)」

低容量ピル

 
【低用量ピルの認知率】

【低容量ピルの認知率】
・知っている:46.7%(467人/1000人)

女性が自主的にできる避妊として知られている低用量ピル。「知っている」と回答した人は全体の46.7%(467人/1000人)で約半数という結果に。

属性別でみると「男性の認知率:36.3%(289人/797人)」「女性の認知率:87.9%(175人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:75.0%(3人/4人)」となっており、女性の認知率が男性の倍以上高いという結果になりました。

■低容量ピルとは?
女性ホルモンに働きかけ避妊を促す経口避妊薬です。低用量ピルは副作用が出にくいよう、ホルモン量を少なくしているタイプを指します。

では次に、低用量ピルの使用率についてみていきましょう。

 
【低用量ピルの使用率】

【低容量ピルの使用率】
・低用量ピルを使ったことがある:4.9%(49人/1000人)

認知率は半数ほどある低用量ピルですが、「使ったことがある」と回答した人は全体の4.9%(属性別:男性9人、女性40人、その他(LGBTQ)0人)にとどまりました。処方箋が必要なことや、毎月かかる費用(1シート2,000〜3,000円/約一ヶ月分)が負担となり、使用率が低いと考えられます。

そのため、「知っているけど使ったことがない」と回答した人は41.5%(属性別:男性280人、女性135人、その他(LGBTQ)0人)となりました。

【低容量ピルで避妊をした理由】
多かった理由としては、「生理の不調で病院にいったときに処方してもらったから」。避妊目的というよりは、治療を目的とした服用の人が多いようです。

ではアンケートに寄せられた実際の声はどうなっているでしょうか。

〈実際のコメント〉
「低用量ピルは生理痛の軽減、生理不順の治療も兼ねて飲んでいました。(女性/主婦)」

「低用量ピルはお付き合いした女性が自ら服用していました。(男性/会社員)」

アフターピル

 
【アフターピルの認知率】

【アフターピルの認知率】
・知っている:24.3%(243人/1000人)

アフターピルを「知っている」と回答した人は全体の24.3%(243人/1000人)で、約4人に1人は知っているという結果に。アフターピルは近年ニュースで取り上げられることもあり、徐々に名前が浸透してきているようです。

属性別でみると「男性の認知率:9.7%(77人/797人)」「女性の認知率:81.9%(163人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:75.0%(3人/4人)」という、男性の認知率が低い結果に。

■アフターピルとは?
事前に飲んでおく低用量ピルとは違い、性交渉後に飲むのがアフターピルです。黄体ホルモンの働きで排卵を抑制し、妊娠を阻止する役割を果たします。

では次に、アフターピルの使用率についてみていきましょう。

 
【アフターピルの使用率】

【アフターピルの使用率】
・アフターピルを使ったことがある:3.8%(38人/1000人)

アフターピルを「使ったことがある」と回答した人は3.8%(属性別:男性18人、女性20人、その他(LGBTQ)0人)と低く、規定の時間内に服用しなくては避妊効果が得られないのがネックとなっているようです。また、料金も4,000円〜30,000円と幅広く、予算的に購入できない人もいるようです。

さらに、「知ってはいるけど使ったことがない」と回答した人は20.6%(属性別:男性59人、女性144人、その他(LGBTQ)3人)となりました。低用量ピルと同じく処方箋が必要なことも使用率が低い原因と考えられます。

【アフターピルで避妊をした理由】
アフターピルは常備するというより、「別の避妊方法で失敗してしまったのでカバーするためにアフターピルを使う」という人が多いようです。

ではアンケートに寄せられた実際の声はどうなっているでしょうか。

〈実際のコメント〉
「酔った勢いで避妊なしのセックスをしてしまい、翌日慌てて婦人科に駆け込み処方してもらいました。(女性/主婦)」

「アフターピルは、ちょうど低容量を飲んでいない時にコンドームが破れてしまい、次の日に病院に行ってもらいました(女性/主婦)」

女性用コンドーム

 
【女性用コンドームの認知率】

【女性用コンドームの認知率】
・知っている:10.3%(103人/1000人)

女性用コンドームを「知っている」と回答した人は全体の10.3%(103人/1000人)にとどまり、属性別でみると「男性の認知率:4.6%(37人/797人)」「女性の認知率:31.7%(63人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:75.0%(3人/4人)」となりました。

コンドームと言えば男性用のイメージがあり、女性用コンドームについてはあまり知られていないのが現状のようです。

■女性用コンドームとは?
女性用コンドームとは、女性の膣内にラテックスやポリウレタン製の薄いゴムを挿入・装着する避妊方法です。

では次に、女性用コンドームの使用率についてみていきましょう。

 
【女性用コンドームの使用率】

【女性用コンドームの使用率】
・女性用コンドームを使ったことがある:0.4%(4人/1000人)

女性用コンドームを「使ったことがある」と回答した人は全体の0.4%(属性別:男性4人、女性0人、その他(LGBTQ)0人)と非常に少なく、一般的にほとんど使われていないと言えるでしょう。

また「知ってはいるけど使ったことがない」と回答した人は全体の10.0%(属性別:男性34人、女性63人、その他(LGBTQ)3人)となりました。

【女性用コンドームで避妊をした理由】
認知率も低く、実際に女性用コンドームで避妊をした人はそれほど多くないようです。

ではアンケートに寄せられた実際の声はどうなっているでしょうか。

〈実際のコメント〉
「女性が望んだから。(男性/会社員)」

「手元に男性用コンドームがなかったため。普段は男性用コンドームです(男性/アルバイト)」

避妊シール / 避妊パッチ

 
【避妊シール / 避妊パッチの認知率】

【避妊シール / 避妊パッチの認知率】
・知っている:1.6%(16人/1000人)

避妊シール / 避妊パッチを「知っている」と回答した人は全体の1.6%(16人/1000人)。日本では未発売ということもあり、知っている人は少ないという結果になりました。

属性別でみると「男性の認知率:0.6%(5人/797人)」「女性の認知率:5.5%(11人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:0%(0人/4人)」となりました。

■避妊シール / 避妊パッチとは?
ホルモンの含まれたシール・パッチを肌に貼り、ホルモンの効果で排卵を防ぐ避妊方法です。日本では未発売ため、使用の場合は個人輸入のみとなっています。

では次に、避妊シール / 避妊パッチの使用率についてみていきましょう。

【避妊シール / 避妊パッチの使用率】
 

【避妊シール / 避妊パッチの使用率】
・避妊シール / 避妊パッチを使ったことがある:0.1%(1人/1000人)

認知率も1.6%とかなり低かったですが、「使ったことがある」と回答した人は全体の0.1%(属性別:男性0人、女性1人、その他(LGBTQ)0人)と、さらに低い結果に。

また「知ってはいるけど使ったことがない」と回答した人は1.6%(属性別:男性5人、女性11人、その他(LGBTQ)0人)となっています。海外のみで販売され入手が難しいため、この結果も仕方がないと言えそうです。

〈実際のコメントはなし〉 

避妊インプラント

 
【避妊インプラントの認知率】

【避妊インプラントの認知率】
・知っている:1.4%(14人/1000人)

今回のアンケートで、一番認知率が低かったのが避妊インプラントでした。

避妊インプラントを「知っている」と回答した人は全体の1.4%(14人/1000人)と非常に低く、属性別でみても「男性の認知率:0.9%(7人/797人)」「女性の認知率:3.5%(7人/199人)」「その他(LGBTQ)の認知率:0%(0人/4人)」と、ほとんどの人が知らないという結果が出ています。

■避妊インプラントとは?
妊娠を防ぐホルモンが含まれたスティックを、皮膚の下に埋め込む避妊法です。一度入れると約3年〜5年の避妊効果が期待できるそう。

では次に、避妊インプラントの使用率についてみていきましょう。

 
【避妊インプラントの使用率】

【避妊インプラントの使用率】
・避妊インプラントを使ったことがある:0%(0人/1000人)

今回のアンケートでは、避妊インプラントを「使ったことがある」と回答した人は0%(属性別:男性0人、女性0人、その他(LGBTQ)0人)となりました。

「知っているけど使ったこと」がないと回答した人は1.4%(属性別:男性7人、女性7人、その他(LGBTQ)0人)

認知率も使用率もどちらも低く、日本ではほとんどの人が知らない避妊方法なのかもしれません。

〈実際のコメントはなし〉 

避妊についてどこで知る?

避妊についてどこで知る?のグラフ

様々な避妊方法がある中で、多くの人は一体どうやって最初に知ったのでしょうか?

1000人のアンケートから、避妊方法を「どうやって知ったか」を集計し、ランキングを作成しました。

【避妊方法を「どうやって知ったか」ランキングTOP10】

1位:友だち…538人
2位:成人動画…218人
3位:授業…172人
4位:インターネット…68人
5位:雑誌…35人
6位:パートナーから…24人
7位:婦人科…17人
8位:漫画…16人
9位:先輩…12人
10位:成人雑誌…11人
※複数回答

〈実際のコメント〉
「避妊方法は小学6年生のころにませた友人から教えて貰った。その時はたくさんの友達と同時に教えて貰ったが、詳しく理解をしたのは中学生に入ってからだと思います。(男性/自営業)」

「小学校高学年でなんとなく知り、中学校に入ってからエッチな内容の雑誌が回し読みされたり、AVを見たりしていました(女性/会社員)」

「学校の保健体育の授業で最低限のことは習いましたが、実際は友人などの会話の中で徐々に覚えていきました。(男性/自営業)」

「いつどこでというのは覚えていませんが小説などの本を読んだり、ネットを使っているうちに自然と知りました。(男性/自営業)」

「中学生の頃、ティーン向けの雑誌に書いてあった。その後に、友人同士で情報交換をした。(女性/主婦)」

多くは中学や高校など、学生時代に知る機会があったようです。注目したいのは、学校の授業で知るより「友達を通じて初めて避妊方法に触れた」という人が一番多かった点。やはり仲間内での会話や成人動画、インターネットから情報を得るのがポピュラーなのかもしれません。

また、ランキング外には「親」「テレビ」「YouTube」で知ったという意見もありました。

まとめ

今回のアンケート結果をおさらいしてみましょう!

【アンケート結果まとめ】
・男性用コンドームの認知率99.6%&使用率98.0%
・女性用コンドームを知っている人は全体の10.3%
・IUS / IUD (避妊リング)が2番目の認知率
・IUS / IUD (避妊リング)の使用率は低い
・コンドーム、ピル以外の避妊方法はIUS / IUD (避妊リング)を除きほとんど知られていない

確かに男性用コンドーム以外で避妊したいと考えたとき、その他の避妊方法は気軽に使用することができません。海外に比べ日本ではまだまだ避妊方法の選択肢が少なく、ハードルも高いというのが現状です。

しかし自分や大切なパートナーのためにも、他の方法の認知率も上がり、選択肢が広がるといいですね!

「日本をペット先進国にする」をミッションとする、犬の総合情報メディア「INUNAVI」編集長。「市販・通販ドッグフードおすすめランキング」など、自ら記事を執筆することも多く、執筆した記事は300記事以上。分かりやすく正しい情報発信をテーマに「エラベル」でも執筆を担当。美容やSNSなど女性系のイマドキ情報が得意。日本化粧品検定2級、薬膳・漢方検定、ハングル検定3級などの資格も保有。

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